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J-GLOBAL ID：201502209183187640   整理番号：15A0940413

分子およびナノ粒子蒸着法を用いて作製した超疎油性綿織物

Ultra-oleophobic cotton fabric prepared using molecular and nanoparticle vapor deposition methods

著者 (2件)： AMINAYI Payam (Fiber and Biopolymer Res. Inst., Dep. of Plant and Soil Sci., Texas Tech Univ., Lubbock, TX 79403, USA) ,  ABIDI Noureddine (Fiber and Biopolymer Res. Inst., Dep. of Plant and Soil Sci., Texas Tech Univ., Lubbock, TX 79403, USA)
資料名： Surface & Coatings Technology  (Surface & Coatings Technology)
巻： 276  ページ： 636-644  発行年： 2015年08月25日 
JST資料番号： D0205C  ISSN： 0257-8972  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 本論文では,ナノ粒子蒸着(NVD)技術を用いた超疎油性綿織物の製造法を検討した。(トリデカフルオロ-1,1,2,2,-テトラヒドロオクチル)トリクロロシラン(FOTS)を蒸着して,強度,心地良さおよび自然の感覚といった元来の繊維の特性を維持しつつ,織物表面に疎油性を付与した。トリメチルアルミニウム(TMA)ナノ粒子で表面を粗面化したが,これによって,繊維に約170°の接触角と低いヒステリシス(ほぼゼロ)を持つ非常にユニークな疎油性を付与できた。走査型電子顕微鏡(SEM)および普遍的減衰全反射-フーリエ変換赤外(UATR-FTIR)を用いて,織物表面上の疎油性コーティングの開発を研究した。表面の動力学を研究し,小滴運動を起こす非常に小さい力,低い接着仕事および低表面自由エネルギーといった望ましい結果が得られ,これを報告した。Copyright 2015 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *綿布 ,  ナノ粒子 ,  *プラズマCVD ,  *マイクロ波放電 ,  *性質 ,  *シラン誘導体 ,  有機ケイ素化合物 ,  塩化ケイ素 ,  *有機フッ素化合物 ,  *表面改質 ,  有機アルミニウム化合物 ,  表面処理 ,  粗面 ,  *接触角 ,  仕事 ,  接着 ,  *界面張力
準シソーラス用語： プラズマ蒸着 ,  マイクロ波プラズマCVD ,  接着仕事 ,  *疎油性 ,  粗面化処理 ,  表面自由エネルギー ,  綿織物

分類 (2件)： 繊維改質  (YM02050Z) ,  固-液界面  (CB12050B)

物質索引 (2件)： トリメチルアルミニウム ,  (3,3,4,4,5,5,6,6,7,7,8,8,8-トリデカフルオロオクチル)トリクロロシラン

タイトルに関連する用語 (6件)： 分子 ,  ナノ粒子 ,  蒸着 ,  作製 ,  疎油性 ,  綿織物