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J-GLOBAL ID：201502209284264408   整理番号：15A1082287

機械的特性を改良した感熱性ヒドロゲルの合成と特性化

Synthesis and characterization of thermosensitive hydrogel with improved mechanical properties

著者 (6件)： GAI Hengjun (Qingdao Univ. Sci. and Technol., Qingdao, CHN) ,  WU Jie (Qingdao Univ. Sci. and Technol., Qingdao, CHN) ,  WU Chenyu (Chongqing Univ., Chongqing, CHN) ,  SUN Xuejiao (Qingdao Univ. Sci. and Technol., Qingdao, CHN) ,  JIA Fengjun (Qingdao Univ. Sci. and Technol., Qingdao, CHN) ,  YU Yueqin (Qingdao Univ. Sci. and Technol., Qingdao, CHN)
資料名： Journal of Materials Research  (Journal of Materials Research)
巻： 30  号： 16  ページ： 2400-2407  発行年： 2015年08月28日 
JST資料番号： D0987B  ISSN： 0884-2914  CODEN： JMREEE  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 温度,pH等の環境の小さな変化に対応して体積が大きく変化する能力を持つスマートヒドロゲルはバイオ医学分野で注目されている。アルギン酸ナトリウム(SA)およびN-イソプロピルアクリルアミド(NIPAAm)から構成される半相互貫入ネットワーク重合体(半IPN)ヒドロゲルおよび完全貫入ネットワーク重合体(完全IPN)ヒドロゲルに対し,それぞれ,Ca²⁺およびN,N′-メチレンビスアクリルアミドを橋かけ剤として利用し,合成した。SA濃度,アルギン酸の橋かけの程度が感熱性,膨潤性,形態および熱特性に及ぼす影響を検討した。Ca²⁺は感熱性とヒドロゲルのポロシティに影響を与えなかったが,機械的特性を改善した。完全IPNヒドロゲルの圧縮強度はかなり改善されたが,引張強度も半IPNヒドロゲルに比べ308.5%も増加した。SEM観察より,完全IPNは半IPNと同等のポロシティを持つことが分かった。

シソーラス用語： *機能性高分子 ,  *ヒドロゲル ,  *機械的性質 ,  IPN重合体 ,  アルギン酸 ,  カルシウム化合物 ,  金属イオン ,  架橋剤 ,  架橋度 ,  熱 ,  膨潤 ,  形態 ,  熱特性 ,  引張強さ ,  空隙率 ,  微小硬さ ,  伸び率 ,  レドックス重合
準シソーラス用語： アルギン酸ナトリウム ,  カルシウムイオン ,  感熱性 ,  *感熱性高分子

分類 (2件)： 重合反応一般  (CG04010H) ,  機械的性質  (YH02022L)

物質索引 (2件)： N,N′-メチレンビスアクリルアミド ,  N-イソプロピルアクリルアミド

タイトルに関連する用語 (4件)： 機械的特性 ,  感熱性 ,  ヒドロゲル ,  特性化