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J-GLOBAL ID:201502209299531290   整理番号:15A0241420

オゾン処理と各種ろ過技術の複合による高度下水処理法を用いた全細菌及び抗生物質耐性菌の除去

Removal of total and antibiotic resistant bacteria in advanced wastewater treatment by ozonation in combination with different filtering techniques
著者 (6件):
資料名:
巻: 69  ページ: 243-251  発行年: 2015年02月01日 
JST資料番号: B0760A  ISSN: 0043-1354  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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オゾン処理と活性炭ろ過或いは砂ろ過の複合による細菌除去性能について,ドイツ,Baden-Wuerttemberg州,Eriskirch下水処理場の中間試験装置で調査した。細菌除去性能を定量的に評価するため,流入下水及び放流水の下水細菌除去率を,17箇月に亘り,Escherichia coli,enterococci及びstaphylococci,並びにこれらの特定抗生物質耐性を対象に解析し,enterococciの場合は,一種類及びその抗生物質耐性を同定した。Eriskirch処理場における既存凝集ろ過法に比して,中間試験規模のオゾン処理+活性炭ろ過或いは砂ろ過の場合は,全-及び抗生物質耐性E.coli,enterococci及びstaphylococciは減少したが,抗生物質耐性E.coli及びstaphylococciはオゾン処理後も,抗生物質感受性菌株よりも明らかに高い生存率を示した。バンコマイシン耐性enterococciもメチシリン耐性Staphylococcus aureus(MRSA)も検出しなかった。オゾン処理後の抗生物質耐性enterococciの減少率は,菌種のオゾン感度の差異によるものと解釈できる。耐性水準を調査対象のEnterococcus faeciumとEnterococcus faecalisは,他のEnterococcus株よりも高いオゾン感度を有するものと考えられる。全体的に見て,オゾン処理+活性炭ろ過或いは砂ろ過の手法を用いれば,凝集ろ過単独法で処理した下水中の当該濃度に比して,全-及び抗生物質耐性のE.coli,enterococci及びstaphylococciは,0.8~1.1ログ単位低い水準となる。従って,通常下水処理後の,オゾン処理+活性炭ろ過或いは砂ろ過による高度下水処理は,放流前の微生物の高度除去に効果的な手法である。Copyright 2015 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (1件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
下水道工学,廃水処理一般 

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