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J-GLOBAL ID:201502209307941843   整理番号:15A0440272

低密度ポリエチレン/ポリ乳酸ブレンドの粘性と粘弾性の測定

Viscosity and viscoelasticity measurements of low density polyethylene/poly(lactic acid) blends
著者 (5件):
資料名:
巻: 72  号:ページ: 1177-1195  発行年: 2015年05月 
JST資料番号: H0465B  ISSN: 0170-0839  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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ポリ乳酸を0から100 wt%の範囲の異なる割合で含むポリエチレンのブレンドのレオロジー特性および粘弾性挙動を調べた。最初の部分では,すべてのブレンドを,毛管レオメータを用いて定常状態(180, 190および200°C),平行平板レオメータを用いて動的条件の下で検討した。その結果,すべてのブレンドが偽塑性流体のように挙動し,べき乗指数の値はポリエチレンとポリ乳酸の値の間で変化する(180°Cで0.45-0.75,190°Cで0.49-0.77および200°Cで0.54-0.81)。低いせん断速度で,純ポリ乳酸およびポリエチレンは,それぞれ,最高および最低のフロー活性化エネルギー(66.9および48.3 kJ/mol)をもつが,高いせん断速度では,ポリ乳酸の含量が大きくなると活性化エネルギーは低くなることが見出された。さらに,ポリ乳酸はポリエチレンあるいはブレンドのどちらよりも低い粘性と低いメルト弾性を示す。動的レオロジー研究により,すべての処方がせん断薄化挙動を示し,純粋のポリ乳酸だけが明白なNewtonプラトーを示すことを明らかにした。また,主に低周波数で,ポリエチレンは大きな値の貯蔵弾性率(325 Pa),損失弾性率(937 Pa)および複素粘性率(9,740 Pa.s)をもつ。しかしながら,ブレンドは2つのホモポリマの間にある値をもち,貯蔵弾性率,損失弾性率あるいは複素粘性率に何らの改善はない。第2の部分で,動的熱機械分析(DMTA)を用いて粘弾性特性を調べた。DMTAスペクトルは,ポリ乳酸含量の増大とともに貯蔵弾性率が増大するが,損失弾性率は逆になることが観測されることを示した。87-100°Cの周辺でポリ乳酸の低温結晶化が観測され,ポリ乳酸のガラス転移温度はブレンドの組成に依存しなかった。これらの結果は,LDPEおよびPLAは,メルト状態あるいは固体のどちらにおいても,すべての比率において混ざらないことを示している。Copyright 2015 Springer-Verlag Berlin Heidelberg Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (1件):
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高分子固体の力学的性質 
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