文献
J-GLOBAL ID:201502209326634641   整理番号:15A0621208

温室効果ガスに関する気候変動イニシアチブ(GHG-CCI):衛星から得られた表層付近で感受性のあるCO2およびCH4の比較と品質評価

The Greenhouse Gas Climate Change Initiative (GHG-CCI): Comparison and quality assessment of near-surface-sensitive satellite-derived CO2 and CH4 global data sets
著者 (40件):
資料名:
巻: 162  ページ: 344-362  発行年: 2015年06月01日 
JST資料番号: C0252B  ISSN: 0034-4257  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
GHG-CCI計画は,欧州宇宙機関(ESA)が進める,気候変動イニシアチブ(CCI)の様々な計画のうちの一つである。CCIの目的は,GCOS(全球気候観測システム)の要件に即した,衛星観測による様々な必須の気候観測変数(ECVs)のデータセットを作成し,提供することである。「ECV温室効果ガス(ECV-GHG)」は,局所的なCO2およびCH4の発生源および貯蔵に関する情報を得るうえで,十分な品質を有した,重要な気候関連ガス(大気中CO2およびCH4)の全球分布のことである。二つの衛星計器,すなわち,SCIAMACHY/ENVISATおよびTANSO-FTS/GOSATが,GHG-CCIのための主要な入力データを提供する。本論文では,GHG-CCIにおける,ECV-GHGに関するラウンドロビン(RR)活動と,関連する活動の概観を提供する。本論文は,ユーザーの要求の確立,候補である回収アルゴリズムの改良,ならびに,地上観測ベースの観測データおよびモデルとの比較から構成される。本論文は,最終的なRRアルゴリズム選択決定と,その正当化を要約したものである。地上観測ベースの全量炭素カラム観測ネットワーク(TCCON)との比較により,SCIAMACHYおよびTANSOのXCO2(<3ppm)と,TANSOのXCH4(<17ppb)に対し,ブレイクスルーの単独測定の精度要求を満たしていることがわかった。XCH4について得られた相対精度は,アルゴリズムおよび時間間隔に依存して,SCIAMACHYでは3~15ppb,TANSOでは2~8ppbであった。XCO2について,0.5ppmの系統的誤差の要求を満たすことが,課題として残された。検証地点において,約1ppmが得られたが,TCCONによって観測された地域では,大きな差異がみられた。観測値に対する違いの原因を特定するため,更なる調査が必要であることが分かった。本論文では,GHG-CCIは,例えば,アンサンブル中央値法(EMMA)による,既存のデータプロダクト全体の利点を示した。Copyright 2015 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
気候学,気候変動  ,  リモートセンシング一般 
物質索引 (1件):
物質索引
文献のテーマを表す化学物質のキーワードです

前のページに戻る