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J-GLOBAL ID:201502209347098324   整理番号:15A0431498

MPEGでグラフト化されたポリ(L-リジン)で安定化された金ナノ粒子類:セラノスティックス試薬としてのin vitroおよびin vivoでの特性評価

Gold Nanoparticles Stabilized with MPEG-Grafted Poly(L-lysine): in Vitro and in Vivo Evaluation of a Potential Theranostic Agent
著者 (10件):
資料名:
巻: 26  号:ページ: 39-50  発行年: 2015年01月 
JST資料番号: W0169A  ISSN: 1043-1802  CODEN: BCCHES  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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生体適合性を有するグラフト共重合体の層でコーティングしたAuNP類を水相で合成した。本研究で調製したナノサイズの単一コアナノ粒子は,生理学的アニオン類を含む溶液中において,高い安定性を有することが確認された。具体的には,安定化分子として複数の遊離アミノ基を含むメトキシポリエチレングリコール-グラフト-ポリ(L-リジン)共重合体(MPEG-gPLL)に着目し,このポリマーによるAuNP類の安定化について調査した。MPEG-gPLLを,HAuCl4の水溶液に加えることで,目的とするAuNP類が得られるが,このとき,HAuCl4の濃度やMPEG-gPLLの濃度を変化させ,くえん酸三ナトリウムを加えるまたは加えない条件を選ぶことで,表面電位や大きさの異なるAuNP類が得られた。その中でAuNP3と名付けた表面にアミノ基を配した粒子は,直径が10.4±2.5nmの球形で単分散(PGI=0.27)性能を有し,弱く正に荷電し,高い電子密度コアを有するという特性を有していた。AuNP3は,ホスフェートや血清蛋白質の存在下で凝集を起こさず,エンドソームへの取り込み後も分散状態を保っていた。本研究のMPEG-gPLL安定化AuNP3は,ヒト内皮細胞においては高い細胞取り込み率と非常に低い毒性を示したが,類上皮癌細胞中では,高い用量依存的毒性を示すことが確認された。99mTcによるAuNP3の高度に安定な放射性ラベリングにより,AuNP3体内分布のイメージングが可能となったが,この手法により,AuNP3が,血液中で用量依存的に長期に循環できることが明らかになった。
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分類 (4件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
生物科学研究法一般  ,  高分子固体のその他の性質  ,  第11族,第12族元素の錯体  ,  蛋白質・ペプチド一般 

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