抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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株式会社デンソーセラミック製造部のからくり改善事例を紹介した。改善前は,製造後に発生した空箱を部屋の外にある集積場へ運搬する作業では,空箱回収台車を押して各ラインを回り空箱を回収し,靴を履き替え部屋の外に出て通路を歩き集積場へ持って行き,帰りは空手で戻るというムダの多い作業であった。これを台車で空箱を回収し,その台車から積み重ねた空箱を下から1箱ずつ「からくリフター」へ排出(段バラシ機構)。排出された空箱を1箱ずつ上昇させ,上昇しきった空箱の下にコロコンを90°反転させながら空箱の下に滑り込ませシュートへ空箱を流すように改善した。改善の効果は運搬距離短縮57600m/月,工数低減106.6時間/月問数字にあらわれた。であった。コロコンで排出された空箱が,からくりでパレットや台車の上に整列するとさらに作業性が向上し,進化すると考えられる。