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J-GLOBAL ID:201502209365057580   整理番号:15A1164339

大気エーロゾル中の酸素含有化学種の同定と定量のための多段階誘導体化法の評価

Evaluation of multistep derivatization methods for identification and quantification of oxygenated species in organic aerosol
著者 (4件):
資料名:
巻: 1418  ページ: 1-11  発行年: 2015年10月30日 
JST資料番号: C0278B  ISSN: 0021-9673  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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単一の官能基,及びカルボニル(C=O),カルボキシル(-COOH),及びアルコール(-OH)基の複数の官能基を持つ化合物の誘導体化のための2種の3-過程法を比べて最適化した。方法1で,カルボニル,カルボキシル,及びアルコール基のそれぞれを(1)O-メチルヒドロキシルアミン塩酸塩(MHA)によってメチルオキシム(R-CN-OCH3)に変換し,(2)メタノール中でトリメチルシリルジアゾメタンによってメチルエステル(OC-CN-OCH3)に変換し,(3)1%のトリメチルクロロシラン(TMCS)含有N,O-ビス(トリメチルシリル)トリフロオロアセトアミド(BSTFA)によってトリメチルシリルエーテル[R-OSi(CH3)3]に変換した。2つの方法の過程1と3は,同じであるが,方法2の過程2で,-COOH基は,メタノール(MeOH),又はブタノール(n-BuOH)中で10%(v/v)の三フッ化ホウ素(BF3)によって誘導体化した。BF3/MeOHとBF3/n-BuOHは,複数の2-OH基を持つ化合物の変換に効果がなかった。TMSD/MeOHとBF3/(MeOH)を利用する3-過程法による36種のモデル化合物の誘導体化の平均標準偏差は,それぞれ7.4%と14.8%であった。方法1と方法2の誘導体化の平均効率は,それぞれ88.0%と114%であった。方法1の低い誘導体化の平均効率にもかかわらず,明確な長所は,一連の単一の官能基と複数の官能基を持つ化合物の誘導体化収率の大きな確実性と逐次誘導体化のわずかな処理過程である。GC×GC-ToF-MSを利用する方法1の検出限界は,0.3-54pgm-3であった。市街地の大気の39m3からろ過されたエーロゾル中の酸素含有化合物のほぼ100種が,同定されて定量された。これらの濃度は0.013-17ngm-3の範囲で,これらのほぼすべてが方法1の検出限界以上であった。Copyright 2015 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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質量分析  ,  ガスクロマトグラフィー 

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