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J-GLOBAL ID:201502209367988203   整理番号:15A0922904

空中浮遊細菌群の時空的変化及び2都市地域全域での粒状物質化学組成との相関関係

Spatio-temporal variability of airborne bacterial communities and their correlation with particulate matter chemical composition across two urban areas
著者 (8件):
資料名:
巻: 99  号: 11  ページ: 4867-4877  発行年: 2015年06月 
JST資料番号: H0764A  ISSN: 0175-7598  CODEN: EJABDD  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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空中浮遊細菌群の時空的変化の検討は空中浮遊細菌が大気によって引き起こされるプロセスに関与し,ヒトの健康に影響する証拠により重要性を増している。本研究にて著者らは16S rRNA遺伝子のV5-V6超可変領域を含むライブラリーのIlluminaプラットホームによる配列決定を介して2都市地域(ミラノ及びベニス,北部イタリア)での空中浮遊微生物群の体系を記述し,定量PCR(qPCR)で空中浮遊細菌の存在量を予測した。空中浮遊微生物群は少ない分類群,特により寒冷な季節でより多いBurkholderiales及びActinomycetales,並びにより温暖な季節でより多い葉緑体により特色づけられていた。細菌群体系の変動を分割することにより,都市及び季節の間の変化を含む環境及び気象の条件が細菌群体系での観察した変動の主要な決定因子であり,一方大気中粒状物質(PM)の化学組成がマイナーな寄与であることを著者らは評価できた。特に,Ba,SO42-及びMg2+濃度は微生物群体系と有意に相関していたが,しかしそれらが大気中への細菌の流入量の季節的シフトで共に変化したのか,あるいはそれらの変化が特定の分類群に好都合であったのかを評価することは不可能であった。ベニスの春の空気サンプルで観察したラグーン環境に特有の大量の細菌(Rhodobacterales)による一面,並びにすべての場所で空中浮遊細菌群を形づくる風速の重要な影響による他方の面,で示唆されたように,細菌のその土地の供給源及び大気中分散の両者は空中浮遊微生物群の集合に関連していた。Copyright 2015 Springer-Verlag Berlin Heidelberg Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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微生物の生態  ,  粒状物調査測定 

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