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J-GLOBAL ID：201502209380126482   整理番号：15A0999884

光反応性クマリン部を含む高分子材料の巨視的な光誘起性可逆性ゾル-ゲル転換

Macroscopic Photoinduced and Reversible Sol-Gel Conversions of Polymer Materials Containing Photoreactive Coumarin Moieties

著者 (6件)： MORIYAMA Masaya (Oita Univ., Oita) ,  OKANO Takumi (Oita Univ., Oita) ,  ONO Shohei (Oita Univ., Oita) ,  NAGANO Sakurako (Oita Univ., Oita) ,  SHIRIEDA Nobuyoshi (Oita Univ., Oita) ,  YABUUCHI Kazuhiro (Chubu Univ., Aichi)
資料名： Transactions of the Materials Research Society of Japan  (Transactions of the Materials Research Society of Japan)
巻： 40  号： 3  ページ： 211-214  発行年： 2015年09月 
JST資料番号： L4468A  ISSN： 1382-3469  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： N-イソプロピルアクリルアミドと一部にクマリンもしくは4-メチルクマリンを持つアクリレートとを含む親水性の共重合体を合成した。ユニット中に非常に小さい含有量のクマリンおよび4-メチルクマリンを含む共重合体は巨視的な光誘起の可逆性ゾル-ゲル転化を示すことを明らかにした。共重合体の水溶液にUV光(λ>310nm)を照射するとクマリン部の光二量化に基づいて粘度の増加とヒドロゲルの生成が引き起こされる。その後,このヒドロゲルにUV光(λ=254nm)を照射するとクマリン二量体の分解のために流動性の復帰とゾル状態への変化が引き起こされる。共重合体の架橋構造の量はクマリン部の可逆性光反応で調節できる。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： カルボアミド ,  *不飽和カルボン酸 ,  *ラクトン ,  *芳香族縮合化合物 ,  *カルボン酸エステル ,  ビニル化合物 ,  脂肪族カルボン酸 ,  *共重合体 ,  親水性 ,  *紫外線照射 ,  *光二量化 ,  粘度 ,  ヒドロゲル ,  分子構造 ,  *架橋【高分子】 ,  可逆変化 ,  ゾル-ゲル転移 ,  可逆性 ,  架橋構造 ,  *アクリルアミド類 ,  *アクリラート類 ,  *クマリン類 ,  係数 ,  輸送係数 ,  度
準シソーラス用語： *アクリルアミド誘導体 ,  *アクリル酸エステル ,  *クマリン誘導体

分類 (2件)： 共重合  (CG04030D) ,  高分子固体の構造と形態学  (CG02022M)

物質索引 (1件)： N-イソプロピルアクリルアミド

引用文献 (16件)：

• [1] Y. Chujo, K. Sada, and T. Saegusa, Macromolecules, 23, 2693-2697 (1990).
• [2] J. He, X. Tong, and Y. Zhao, Macromolecules, 42, 4845-4852 (2009).
• [3] J. Jiang, B. Qi, M. Lepage, and Y. Zhao, Macromolecules, 40, 790-792 (2007).
• [4] J. Babin, M. Lepage, and Y. Zhao, Macromolecules, 41, 1246-1253 (2008).
• [5] Y. Zhao, L. Tremblay, Y. Zhao, Macromolecules, 44, 4007-4011 (2011).

タイトルに関連する用語 (7件)： 光反応性 ,  クマリン ,  高分子材料 ,  光誘起 ,  可逆性 ,  ゾル-ゲル ,  転換