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J-GLOBAL ID:201502209387822948   整理番号:15A0859133

地中海性作物のレタスにおけるハナアブ(双翅類ハナアブ科)による捕食の分子的評価

Molecular assessment of predation by hoverflies (Diptera: Syrphidae) in Mediterranean lettuce crops
著者 (6件):
資料名:
巻: 71  号:ページ: 1219-1227  発行年: 2015年09月 
JST資料番号: C0146B  ISSN: 1526-498X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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背景。ハナアブ(双翅類ハナアブ科)は広範な害虫の広食性捕食者である。Nasonovia ribisnigri(半翅類アブラムシ科)とミカンキイロアザミウマ(アザミウマ類アザミウマ科)の2種類は地中海性作物のレタスにおける共通の害虫であり,これらの害虫は被食者(例えばトビムシ類)と一緒に生息している。実験用レタス畑で半圃場試験を行なった。N.ribisnigri,ミカンキイロアザミウマ,およびトビムシ類のハナアブによる捕食については独特のプライマーを用いた通常のPCR法とqPCR法により,また他の潜在的な栄養的相互作用を明らかにするためには次世代DNAシークエンシング(NGS)法により調べた。結果。ハナアブとN.ribisnigriとの栄養的関連は春と夏に最も強かった。ミカンキイロアザミウマとトビムシも両季節に観察されたが頻度は低かった。通常のPCR法とqPCR法による分析を最適条件で行なうと,qPCR法ではPCR法より摂食頻度が高くなった。NGS法による解析では,他のハナアブ類,並びにハナカメムシ類,クモ類,およびアブラムシ科も含む捕食寄生者に対してギルド内の捕食が見られた。結論。通常のPCR法とqPCR法によって,標的害虫と非標的被食者に対する地中海性ハナアブ類に関する重要な洞察を行なうことができた。NGS法は,調べた生態系におけるこれら捕食者の幅広い食生活を明らかにする補完的方法であった。Copyright 2015 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
野菜  ,  生物的防除  ,  昆虫・ダニによる植物被害 

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