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J-GLOBAL ID：201502209414301467   整理番号：15A0788536

酸素還元反応のための金属を含まない触媒

Metal-Free Catalysts for Oxygen Reduction Reaction

著者 (5件)： DAI Liming (Case Western Reserve Univ., Ohio, USA) ,  XUE Yuhua (Case Western Reserve Univ., Ohio, USA) ,  QU Liangti (Beijing Inst. of Technol., Beijing, CHN) ,  CHOI Hyun-Jung (Ulsan National Inst. of Sci. and Technol. (UNIST), Ulsan, KOR) ,  BAEK Jong-Beom (Ulsan National Inst. of Sci. and Technol. (UNIST), Ulsan, KOR)
資料名： Chemical Reviews  (Chemical Reviews)
巻： 115  号： 11  ページ： 4823-4892  発行年： 2015年06月10日 
JST資料番号： B0256A  ISSN： 0009-2665  CODEN： CHREAY  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 本論文は金属を含まない触媒,おもに炭素ナノ物質及びヘテロ原子ドーピング炭素ナノ物質,を用いた酸素還元反応(ORR)に関する包括的なレビューである。最初に,ORRに用いられる金属を含まないカーボンナノ物質触媒(フラーレン,カーボンナノチューブ,グラフェン,ナノ構造化グラファイトとナノダイヤモンド,ヘテロ原子をドープしたカーボンナノ物質)の特徴,及びORRの反応機構(2電子過程と4電子過程)について要約した。次に,金属を含まない触媒を用いたORRを,1)分子内電荷移動,2)分子間電荷移動,3)スピン再分配,4)酸性溶液中でのORR,5)ORR/酸素発生反応(OER)及びOER/水素発生反応(HER)二作用性触媒としてのヘテロ金属ドープカーボンナノ物質触媒の観点から論じた。最後に,燃料電池におけるヘテロ原子ドープカーボンORRのパフォーマンス評価について論じた。

シソーラス用語： 水素発生反応 ,  *ドーピング ,  *フラーレン ,  *カーボンナノチューブ ,  *グラフェン ,  *グラファイト ,  ナノ結晶 ,  反応機構 ,  電荷移動 ,  *燃料電池 ,  *炭素材 ,  *ナノ構造 ,  *接触酸化 ,  *接触還元 ,  酸素発生 ,  アノード酸化 ,  カソード還元 ,  サイクリックボルタンメトリー ,  クロノアンペロメトリー ,  電極触媒 ,  電極材料
準シソーラス用語： ナノダイヤモンド

分類 (4件)： 触媒反応一般  (CB06080F) ,  炭素とその化合物  (YB02060D) ,  燃料電池  (YB04040V) ,  電気化学反応  (CB07050F)

タイトルに関連する用語 (2件)： 酸素還元反応 ,  触媒