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J-GLOBAL ID：201502209419553111   整理番号：15A0770704

離散的増殖によって進化した竹類の拡張された開花間隔

Extended flowering intervals of bamboos evolved by discrete multiplication

著者 (3件)： VELLER Carl ,  NOWAK Martin A. ,  DAVIS Charles C. (Dep. of Organismic and Evolutionary Biology, Harvard Univ., Cambridge, Massachusetts, 02138, USA)
資料名： Ecology Letters  (Ecology Letters)
巻： 18  号： 7  ページ： 653-659  発行年： 2015年07月 
JST資料番号： W1157A  ISSN： 1461-023X  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 多数の竹類の種は劇的に長い(ある種では120年も長い)規則的な間隔で集団的に開花し,種子を実らせる。これらの集団的な種子放出(mastと称される)は種子捕食者を凌駕するかあるいは受粉率を最大化する戦略と考えられている。しかし,なぜ間隔がそんなに長いのか,そしてそれはどのようにして進化したのか?ここではこの進化を二段階プロセスとして支持するモデルを提案する。第一に,ほとんど毎年開花する個体群が小さな多年間隔に同期する。第二に,初期の同期間隔の連続した小さな増幅のフェーズが発生し,今日見られる極端な間隔に至った。この仮説の予測によれば,今日観測されるmast間隔は小さな素数の倍数になるはずである。竹類の開花観測の歴史的データセットを用いることにより,この予測に有利な強固な証拠が見いだされる。この仮説から,この注目すべき現象の原因となるメカニズムの最初の理論的な説明が提供される。Copyright 2015 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： 離散系 ,  生物進化 ,  *竹類 ,  *開花 ,  *間隔 ,  捕食者 ,  受粉 ,  同期 ,  素数 ,  生物学 ,  体内時計
準シソーラス用語： 捕食圧 ,  生物季節

分類 (3件)： 植物生態学  (EE02000E) ,  生態系  (EE01040P) ,  発生,成長,分化  (EH02030U)

タイトルに関連する用語 (4件)： 増殖 ,  竹類 ,  拡張 ,  開花