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J-GLOBAL ID:201502209463382235   整理番号:15A0959369

燃料電池用に高い特性をもつアニオン交換膜として四級の1,4-ジアザビシクロ(2,2,2)オクタン基をもつポリベンゾイミダゾール架橋のポリ(塩化ビニルベンジル)

Polybenzimidazole-crosslinked poly(vinylbenzyl chloride) with quaternary 1,4-diazabicyclo (2.2.2) octane groups as high-performance anion exchange membrane for fuel cells
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資料名:
巻: 296  ページ: 204-214  発行年: 2015年11月20日 
JST資料番号: B0703B  ISSN: 0378-7753  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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高い伝導性,良好な寸法安定性,望ましい靱性,長期寿命を同時に備えたアニオン交換膜(AEM)の開発は,いまだにAEM燃料電池の実用化にとって挑戦課題である。ここで,新規なAEM(PBI-c-PVBC/OHと記す)を,各々高分子架橋剤とポリ(塩化ビニルベンジル)(PVBC)の四級化剤として,ポリベンゾイミダゾール(PBI)と1,4-ジアザビシクロ(2,2,2)オクタン(DABCO)を利用して作製した。PBIによる架橋の援助により,PBI-c-PVBC/OHは,乾燥と水飽和状態の両者で良好な柔軟性と強度を発揮した。さらに,高い水酸化物の伝導性(室温で>25mScm-1)と低い膨潤比(~13%)が得られ,特に膨潤比は温度と共に殆ど増加しなかった。また,この膜は,安定なポリマー骨格とイオン伝導性基(DABCO分子のたった一つの窒素原子が四級化された)により,アルカリ性媒体中で優れた化学安定性を示すようになった。さらに,50°Cで230mWcm-2のピーク出力密度がPBI-c-PVBC/OHを用いたH2/O2燃料電池で得られ,この膜は定電流と連続開路電圧試験の両者で高い持続性を示した。それ故,DABCOの四級化と共にPBIの架橋は燃料電池でAEMの開発に有望な方策であるとみることができる。Copyright 2015 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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燃料電池 
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