文献

J-GLOBAL ID：201502209464776245   整理番号：15A0846867

500°Cの流動層反応器によるユーカリ樹皮,葉,木材の急速熱分解における床凝塊挙動の相違

Differences in Bed Agglomeration Behavior during the Fast Pyrolysis of Mallee Bark, Leaf, and Wood in a Fluidized-Bed Reactor at 500 °C

著者 (2件)： BURTON Alan (Curtin Univ., Western Australia, AUS) ,  WU Hongwei (Curtin Univ., Western Australia, AUS)
資料名： Energy & Fuels  (Energy & Fuels)
巻： 29  号： 5-6  ページ： 3753-3759  発行年： 2015年05月 
JST資料番号： E0805B  ISSN： 0887-0624  CODEN： ENFUEM  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 西オーストラリアでは土壌塩性化を防ぐためにユーカリ植林が盛んになってきた。一方ユーカリを高度利用するにはバイオオイルを生産する450~500°Cにおける高速熱分解が有望であり,これには流動層熱分解が適している。しかし450~500°Cの条件における流動層中の凝塊形成に関する研究はあまりない。本研究は実験室規模の流動層反応器によるユーカリ樹皮,葉,木材の500°Cにおける急速熱分解の床凝塊挙動に対する系統的解析を行った。葉と樹皮の熱分解は,有意な凝塊形成率(12%程度)につながったが,木材での形成は0.1%以下であった。葉と樹皮をエタノール抽出し,分離した抽出物を熱分解したところ34%に達する大きな凝塊形成率を生じた。本研究の結果は全ユーカリを高速熱分解すると床材凝塊が発生することを示唆した。

シソーラス用語： *流動層反応器 ,  ユーカリ ,  樹皮 ,  葉 ,  木材 ,  *熱分解 ,  *凝結 ,  *凝塊 ,  *床材 ,  油 ,  プロセス解析 ,  因子分析 ,  溶媒抽出
準シソーラス用語： *高速熱分解 ,  *凝塊形成 ,  バイオオイル ,  要因解析 ,  エタノール抽出

分類 (3件)： 木材化学  (FF05040V) ,  生物燃料及び廃棄物燃料  (LB02020Y) ,  粉体工学  (XD03010M)

タイトルに関連する用語 (10件)： 流動層反応器 ,  ユーカリ ,  樹皮 ,  葉 ,  木材 ,  熱分解 ,  床 ,  凝塊 ,  挙動 ,  相違