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J-GLOBAL ID:201502209469981814   整理番号:15A0549651

閉じ込め下でエポキシ樹脂の移動度の制約とガラス転移挙動

Mobility restrictions and glass transition behaviour of an epoxy resin under confinement
著者 (3件):
資料名:
巻: 11  号: 13  ページ: 2683-2690  発行年: 2015年04月07日 
JST資料番号: W2327A  ISSN: 1744-683X  CODEN: SMOABF  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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閉じ込めはガラス転移の付近でガラス形成剤の動力学に及ぼす大きな影響をもつことができる。ガラス転移点の40ないし50K以上ですでに,ガラス形成剤の熱平衡は閉じ込め基板によって強く影響を受ける。著者らはガラス転移点の周辺で120K範囲の温度でエポキシ樹脂(ビスフェノールAのジグリシジルエーテル,DGEBA)の線熱膨張と比熱容量cpを検討する。エポキシ樹脂は4と111nmの間の細孔径をもつ制御した細孔ガラス中へ充填する。DGEBAはシリカ表面で水素結合を形成できるので,著者らはまた細孔基板の表面シラン処理の影響を検討する。未処理基板ではエポキシ樹脂のコア/シェル構造を確認できる。バルク相のガラス転移挙動とシェル相のそれは異なっている。シラン処理した基板ではシェル相は消滅している。ガラス転移以上の温度では比熱容量とともに線膨張データにおいて,二次転移がバルク相で見出される。cpデータはこの転移に対する原因として第三の相のガラス転移の排除を認めていないのに対して線膨張データは認めている。付加的な転移温度は二つのレジームの間の分離として説明される。すなわちこの温度以上では細孔構造内でバルク相の巨視的流動はDGEBAと基板の間の熱膨張係数のミスマッチの平衡を保つことができる。転移温度以下ではこの自由度は細孔基板の幾何学的閉じ込めによって妨げられる。その上この二次転移はシェル相の線膨張データにおいて見出すことができた。Copyright 2015 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST
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高分子固体の物理的性質 
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