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J-GLOBAL ID:201502209480109275   整理番号:15A1224877

ファージとホスファターゼ:細菌の迅速でマルチプラットフォームな検出のための新規のファージに基づくプローブ

Phage & phosphatase: a novel phage-based probe for rapid, multi-platform detection of bacteria
著者 (4件):
資料名:
巻: 140  号: 22  ページ: 7629-7636  発行年: 2015年11月21日 
JST資料番号: A0392A  ISSN: 0003-2654  CODEN: ANALAO  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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バクテリオファージの遺伝子工学は,細菌病原体の検出のための迅速で,非常に特異的で,そして容易に作製されるプローブの開発を可能にする。新規なプローブに関する課題は,実世界の研究室での採用の容易さである。アルカリホスファターゼ遺伝子のphoAを運ぶために,大腸菌を標的とするバクテリオファージT7を操作した。この包含は,大腸菌のファージ感染後のphoAの過剰発現をもたらす。アルカリホスファターゼは広範囲の診断で一般的に使用されるため,ファージに基づくプローブによって生成される信号は一般的な実験室装置を使用して検出できた。本研究は,うまくいく(i)phoAを運ぶためにT7ファージの修飾,(ii)大腸菌内でのアルカリホスファターゼの過剰発現,および(iii)市販の比色および化学発光法を用いたこのT7誘導アルカリホスファターゼ活性の検出を実証する。さらに,低レベルの細菌を迅速に検出し,大腸菌分離株の抗生物質耐性を識別するために,著者らのファージに基づくプローブの適用を実証する。生物工学により作製したファージに基づくプローブを使用し,化学発光基質を用いて6時間で1mLの大腸菌あたり103のCFUを,そして発色基質を用いて7.5時間以内にmLあたり104のCFUを検出できた。また,抗生物質耐性試験に関する,このファージに基づくプローブの適用を示す。大腸菌分離株がアンピシリンに耐性があるかどうかを,化学発光基質を用いて4.5時間以内に,そして発色基質を用いて6時間以内に判断できた。このファージに基づくスキームは,大幅な設備投資なしで容易に研究室で採用でき,さらなる検出のために他のファージ-細菌のペアに変換できる。Copyright 2015 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST
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分類 (2件):
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ウイルスの生化学  ,  微生物検査法 
物質索引 (1件):
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