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J-GLOBAL ID：201502209518148954   整理番号：15A0833538

カチオン性水溶性ピラー[5]アレーンとテトラフェニルエテン誘導体の自己集合化によって生成したpH応答性蛍光[5]擬ロタキサン

A pH-responsive fluorescent [5]pseudorotaxane formed by self-assembly of cationic water-soluble pillar[5]arenes and a tetraphenylethene derivative

著者 (7件)： CHEN Rener (Dep. of Chemistry, Taizhou Univ., Taizhou 318000, P. R. China. [e-mail]) ,  JIANG Huajiang ,  GU Haining ,  ZHOU Qizhong ,  WU Jiashou ,  CHEN Dingben ,  ZHANG Jie
資料名： Chemical Communications  (Chemical Communications)
巻： 51  号： 61  ページ： 12220-12223  発行年： 2015年08月07日 
JST資料番号： D0376B  ISSN： 1359-7345  CODEN： CHCOFS  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： カチオン性水溶性ピラー[5]アレーンとテトラフェニルエテン誘導体を用いて,希釈溶液の中で自己集合させた[5]擬ロタキサンの蛍光特性と発光機構を調査した。ピラー[5]アレーンをテトラフェニルエテン誘導体に添加すると,誘導体のフェニル環の分子内回転が抑制され,誘導体が強く蛍光発光した。また,酸の添加で,[5]擬ロタキサンからテトラフェニルエテン誘導体が離れ,蛍光発光が弱くなるが,塩基の添加で,テトラフェニルエテン誘導体が再集合し,発光強度が高くなった。これは,ピラー[5]アレーン系ホスト-ゲスト相互作用のpH応答性に基づくものであった。

シソーラス用語： 化合物 ,  *自己組織化 ,  *ロタキサン ,  *蛍光 ,  カチオン ,  水溶性 ,  ビニル化合物 ,  *添加物効果 ,  分子間相互作用 ,  分子内回転 ,  酸 ,  *pH依存性 ,  大環状化合物
準シソーラス用語： 誘導体 ,  *擬ロタキサン ,  発光機構 ,  ホスト-ゲスト相互作用 ,  pH応答

分類 (1件)： 有機化合物のルミネセンス  (BM08094A)

物質索引 (2件)： テトラフェニルエテン ,  ピラー[5]アレーン

タイトルに関連する用語 (10件)： カチオン ,  水溶性 ,  ピラー ,  アレーン ,  テトラフェニルエテン ,  誘導体 ,  自己集合化 ,  pH応答性 ,  蛍光 ,  擬ロタキサン