抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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本文では,1)BLTの印加電圧,電流,電力を測る回路方式(1-1.高電圧の抵抗分圧回路で数Vrmsに降圧して整流する,1-2周波数40kHz,1Vrmsの応答波形の比較),2)BLT電流の測定,3)BLT投入電力の測定(3-1.定数の算出),4)振動振幅の測定(4-1.変位計を使用して超音波振動を測定,4-2.実際に測定してみる)を解説した。超音波振動系の評価をする場合,必要な振動振幅でのBLT投入電力の大小で判断している。つまり電力の小さい超音波発振器の方が優秀ということになるが超音波業界では電力競争をしている。振動振幅の測定は,レーザ変位計や静電容量式の非接触測定器が用いられる。測定原理は微小な静電容量の変化を検出できるようガード電極が設けられている。電極には3.5MHzの高電圧が印加されており感電に注意する。BLTの印加電圧を変化させて振動振幅のリニアリティの評価ができる。BLTの印加電力を大きく設定し,BLT温度上昇対振動振幅を評価できる。オシロスコープの波形は,BLTの印加電圧と振動モニター波形で振動波形は90度位相が遅れる。