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J-GLOBAL ID:201502209533820294   整理番号:15A1080397

ミクロソームトリグリセリド輸送蛋白質遺伝子のクローニング及びキャラクタリゼーションとダントウボウ(Megalobrama amblycephala)におけるペルオキシソーム増殖因子活性化受容体(PPAR)との関連可能性

Cloning and characterization of microsomal triglyceride transfer protein gene and its potential connection with peroxisome proliferator-activated receptor (PPAR) in blunt snout bream (Megalobrama amblycephala)
著者 (8件):
資料名:
巻: 189  ページ: 23-33  発行年: 2015年11月 
JST資料番号: A0956B  ISSN: 1096-4959  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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ミクロソームトリグリセリド輸送蛋白質(MTTP)は中性脂質を輸送できる主要な細胞内蛋白質であり,アポリポ蛋白質B含有リポ蛋白質の集合及び分泌において重要な役割を果たす。本研究において,ダントウボウ(Megalobrama amblycephala)の肝臓由来のMTTPのcDNAをまずクローニングし,完全長cDNAは,24アミノ酸長の推定シグナルペプチドを含む,886アミノ酸をコードする2661-bpのオープンリーディングフレームを持つ3457-bpを包含した。飼育試験の後,MTTPの段階的組織特異発現パターンが観察され,肝臓及び腸における大量の発現がこの魚類で脂質輸送における主な機能を示した。加えて,転写因子であり脂質ホメオスタシスにおいて重要な調節因子として働くペルオキシソーム増殖因子活性化受容体(PPAR)と同様に,MTTPをコードする遺伝子の発現は,食餌脂質及びコリン補充により完全に影響された。食餌脂質のレベル増加は肝臓,腸及び筋肉MTTPのmRNA量を著しく増加させた。加えて,高脂肪食中のコリン補充不足で魚に与えた時,肝臓及び筋肉におけるMTTP発現のダウンレギュレーションが観察されたが,食餌中のコリン過剰下ではアップレギュレートされた。肝臓及び筋肉におけるPPARα及びPPARβの発現はMTTP発現と同様の傾向であった。結果から,異なる食餌栄養条件に応答したMTTP及びPPARの関連可能性が示唆された。更に,過剰のコリン補充は脂質輸送を促進し,脂肪酸酸化を増強したことは,ダントウボウにおける脂肪蓄積の減少に対するコリンの分子機構を示した。Copyright 2015 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
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遺伝子発現  ,  蛋白質・ペプチド一般  ,  細胞膜の受容体 
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