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J-GLOBAL ID:201502209539849758   整理番号:15A1387516

Mg2+は,リボスイッチのリガンド媒介折畳みを誘導適合から構造選択へと遷移させる

Mg2+ Shifts Ligand-Mediated Folding of a Riboswitch from Induced-Fit to Conformational Selection
著者 (4件):
資料名:
巻: 137  号: 44  ページ: 14075-14083  発行年: 2015年11月11日 
JST資料番号: C0254A  ISSN: 0002-7863  CODEN: JACSAT  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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Bacillus subtilisのH型シュードノットpreQ1リボスイッチについて,Mg2+やリガンド結合に依存した折畳みメカニズムを,一分子FRET法により解析した。そのために,結合親和性が異なる3種類のリガンドが誘導するpreQ1の折畳みダイナミックスを調べた。その結果,Mg2+の非存在下では,これらのリガンドは誘導適合メカニズムによってpreQ1の折畳みを促進することがわかった。一方,反応速度論解析と遷移状態解析から,生理的濃度のMg2+が存在すると,リガンド結合前に折畳み類似構造が安定化され,リガンドの結合は構造選択メカニズムを介してpreQ1の折畳みを促進することがわかった。しかしながら,Mg2+存在下でも誘導適合メカニズムと構造選択メカニズムは共存しており,その相対的な寄与度は実験条件,特にMg2+の濃度に依存した。これらの結果から,リボスイッチの折畳みメカニズムを研究する上で,一分子FRET法が有用であることを示唆した。
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分類 (1件):
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核酸一般 
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