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J-GLOBAL ID：201502209549990903   整理番号：15A0385692

維持管理の工夫事例 夏期節電対策時の放流水質について-新町浄化センター編-

著者 (1件)： 永冨孝則 (北九州市 上下水道局)
資料名： 下水道協会誌  (Journal of Japan Sewage Works Association)
巻： 52  号： 629  ページ： 34-36  発行年： 2015年03月01日 
JST資料番号： S0270A  ISSN： 0021-4639  CODEN： GSKSA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 北九州市での夏期節電対策の節電効果を検証し,新町浄化センターでの放流水質について紹介する。北九州市の下水道は,5箇所の浄化センターと34箇所のポンプ場を保有しているが,平成23年3月の東日本大震災以降,夏期消費電力の削減が強く要請された。節電期間は7月~9月,節電目標は15%削減であったが,ブロア削減運転を行い,節電目標を上回る節電ができ,処理水量当りで10%以上削減された。節電時の流入水質は,COD・全窒素・全リン濃度とも各年とも同様な値であるが,放流水質をみると節電対策時には反応タンク送気倍率が低くなり,各項目とも濃度及び負荷量が増加し,特に全リンと全窒素は処理目標値を超過する日数が多くなった。しかし,放流先の関門海峡の周辺海域濃度は殆ど影響を受けなかった。

シソーラス用語： 震災 ,  省エネルギー ,  夏 ,  福岡県 ,  *下水処理 ,  下水処理施設 ,  *放流 ,  *水質 ,  COD【水質】 ,  窒素 ,  リン
準シソーラス用語： 夏季 ,  *節電 ,  全リン ,  全窒素 ,  *東日本大震災 ,  放流水 ,  北九州市

分類 (4件)： 下水・廃水処理施設  (SC03020P) ,  エネルギー消費・省エネルギー  (LD01000B) ,  水質管理  (SB02050M) ,  海洋汚濁  (SB02040B)

タイトルに関連する用語 (7件)： 維持管理 ,  夏期 ,  節電 ,  対策 ,  放流水 ,  浄化 ,  センター