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J-GLOBAL ID：201502209562612200   整理番号：15A1069236

日本の線虫防除研究と防除技術の動向-日本線虫学会20周年記念事業:線虫防除に関するアンケート(1999~2011年度)の集計-

著者 (1件)： 水久保隆之 (中央農業総合研究セ)
資料名： Nematological Research  (Nematological Research)
巻： 45  号： 1  ページ： 63-76  発行年： 2015年07月31日 
JST資料番号： L0577A  ISSN： 0919-6765  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 本稿は平成24年(2012年)9月に都道府県の植物防疫担当者を対象に実施した「線虫防除に関するアンケート調査」の集計の一部である。調査項目は,1)近年12年間(1999~2011年)の線虫関連試験の実施状況,2)線虫別被害,重要性,防除対策,3)対抗植物の普及状況,4)同定検診依頼数,などである。前回1999年の調査と大きく異なることは,土壌消毒用臭化メチル使用量の段階的削減という大きなイベントがあったことである。アンケートから判断するとその代替技術は,D-D剤への切り替えである。対抗植物の研究が大きく後退し,物理的防除手段としての還元土壌消毒法の導入もあまり進んでいない。

シソーラス用語： 土壌線虫 ,  *害虫防除 ,  *線虫類 ,  アンケート ,  殺線虫剤 ,  植物 ,  技術 ,  脂肪族塩素化合物 ,  オレフィン化合物 ,  脂肪族臭素化合物
準シソーラス用語： *線虫防除 ,  対抗植物 ,  防除技術

分類 (2件)： 糖料作物  (FC03072N) ,  植物の病虫害防除一般  (FC05010F)

物質索引 (2件)： D-D ,  臭化メチル

引用文献 (4件)：

• 水久保隆之(1999)最近の線虫研究の動向と線虫問題.シンポジウム-線虫防除の戦略と展望-(講要),日本植物防疫協会編,1-31.
• 水久保隆之(2000)最近の線虫研究の動向と線虫問題.植物防疫54,11-22.
• 水久保隆之(2008)関東・甲信・北陸・東海・近畿地域の線虫発生事情.農業技術63,399-406.
• 田中福三郎・古賀成司(1989)西南部地域の線虫問題とその防除対策.平成元年度野菜病害虫防除研究会シンポジウム講演要旨-土壌線虫を巡る諸問題-,野菜・茶業試験場・日本植物防疫協会共編,68-99.

タイトルに関連する用語 (10件)： 日本 ,  線虫防除 ,  研究 ,  防除技術 ,  動向 ,  線虫 ,  学会 ,  事業 ,  アンケート ,  集計