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J-GLOBAL ID:201502209577405870   整理番号:15A0706103

ニューロン細胞に遺伝子を送達するためのアルギニン-リッチポリプレックス

Arginine-rich polyplexes for gene delivery to neuronal cells
著者 (2件):
資料名:
巻: 60  ページ: 151-160  発行年: 2015年08月 
JST資料番号: C0964B  ISSN: 0142-9612  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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ニューロンの遺伝子治療は,神経疾患の進行を治癒または遅らせるための効果的な治療介入法を提供する可能性がある。しかし,ニューロン細胞には非ウイルスベクターによる形質移入が困難であり,in vivoでの血液脳関門(BBB)を通過する輸送は非効率的である。本研究では,ポリエチレンイミン(PEI)をグラフト化し,短鎖長ポリエチレングリコール(PEG)にて修飾した一連のアルギニン-リッチオリゴペプチドを合成した。PEGが生体適合性と”ステルス”特性を付与し,PEIがDNA凝縮および遺伝子形質移入を促進し,さらにアルギニン残基がBBBを通過させることにより,これらのポリプレックスの細胞取込および輸送を向上させるであろうと仮定した。最適化した組成をもつポリプレックスは赤血球との血液適合性を示し,溶解または凝集を起こさず,in vitroでPEIよりも有意に良好な細胞適合性を示すことを実証した。ルシフェラーゼ発現プラスミドDNAを処方したポリプレックスは,in vitroでラット初代星状細胞およびニューロンを形質移入することができた。共焦点イメージングデータは,ポリプレックスによる効率的なDNAの細胞取込およびその持続的な細胞内滞留と核局在化を示した。マウスにおける最適化ポリプレックスの静脈内投与は脳における遺伝子発現をもたらし,さらに免疫組織化学分析によりニューロンにおいて遺伝子が発現していることを実証した。結論として,in vtroおよびin vivoのニューロン遺伝子送達のための非ウイルスベクターの設計に成功した。Copyright 2015 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (4件):
分類
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神経系疾患の薬物療法  ,  神経系作用薬一般  ,  固形製剤  ,  遺伝子発現 
タイトルに関連する用語 (5件):
タイトルに関連する用語
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