文献
J-GLOBAL ID:201502209654600240   整理番号:15A0962269

古細菌Pyrococcus furiosus由来の高触媒力を有する耐熱性アデノシルメチオニンシンテターゼの生化学的特性化

Biochemical Characterization of a Thermostable Adenosylmethionine Synthetase from the Archaeon Pyrococcus Furiosus with High Catalytic Power
著者 (4件):
資料名:
巻: 175  号:ページ: 2916-2933  発行年: 2015年03月 
JST資料番号: E0344C  ISSN: 0273-2289  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
アデノシルメチオニンシンテターゼはスルホニウム化合物であるS-アデノシルメチオニンの生物合成に重要な役割を果たし,生物学的メチル化で広く使用されるメチルドナーの主要物質である。超好熱性古細菌Pyrococcus furiosus由来のアデノシルメチオニンシンテターゼを初めて特性化した(PfMAT)。PF1866遺伝子がコードしているPfMATをクローン化して発現させ,その組換え体蛋白を均一になるまで精製した。PfMATはSulfolobus solfataricus, Methanococcus jannaschii及びThermococcus kodakarensis由来の相同的な酵素と各々51,63,及び82%の配列相同性があった。PfMATは90kDaのホモ二量体で至適温度が90°Cの超好熱性で,顕著な熱力学的安定性(Tm,99°C),速度論的安定度,塩酸グアニジン誘導変性耐性という特徴があった。酵素活性測定とでリフォールディング過程を分析することで,塩酸グアニジン変性は可逆的であることを示した。限定加水分解により,蛋白質分解位置がLys148にあり,C末端ペプチドが完全な酵素活性には必要であることが分かった。細菌と古細菌の中では,PfMATが最もS-アデノシルメチオニン合成作用が高いことが分かった。PfMATの分子及び構造的特徴はMAT酵素工学や生物工学的応用の改善に有用であった。Copyright 2015 Springer Science+Business Media New York Translated from English into Japanese by JST.
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (3件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
蛋白質・ペプチド一般  ,  酵素一般  ,  微生物の生化学 
タイトルに関連する用語 (5件):
タイトルに関連する用語
J-GLOBALで独自に切り出した文献タイトルの用語をもとにしたキーワードです

前のページに戻る