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J-GLOBAL ID:201502209687101681   整理番号:15A1082524

山手線における車両及び地上データの双方から分析した列車運転エネルギーに関する評価

著者 (5件):
資料名:
巻: 23  号: 10  ページ: 24-28,47  発行年: 2015年10月01日 
JST資料番号: Z0898C  ISSN: 0919-6471  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 短報  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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車両を含めた直流き電システムの更なる省エネ化には,列車運転エネルギーを有効活用することで回生電力の絞込み等のロスを低減することが重要である。しかし,山手線のような他路線とネットワークされたき電システムの中で,車両間の回生電力の融通状況等のトレースは難しい面がある。そこで,車両側では列車情報管理システム(TIMS)を活用し,最小限の改造で回生電力の計測を,地上側では目黒および渋谷変電所で,母線電圧および各き電回線の電流値の計測をそれぞれ行った。以上の計測システムを活用し,列車運転エネルギーのロス低減を見据えた車両単体の回生率等の分析だけでなく,車両と地上の双方のデータから車両の回生絞り込みや回生率の評価を行った。その結果,車両と地上の同時計測に成功し,車両側からは,山手線1周分の力行,回生および走行消費電力量,補機消費電力量が明らかになった。また,山手線では回生率はほぼ一定であり,回生絞込みがほとんど発生していないことから回生エネルギーが有効に使われていることが分かった。この結果から,車両の回生ブレーキが利用できる領域を拡大できるか検討していきたいと考えている。今回の分析を今後予定の他路線の計測や分析の際に発展させ,車両と地上の双方のデータから,車両の回生絞込み量・回生率のみならず,列車運転エネルギーの削減に向けた直流き電システムを構成する各要素の省エネ評価へ繋げていく予定である。
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分類 (1件):
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屋内配電・電源設備 
引用文献 (4件):

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