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J-GLOBAL ID：201502209767666531   整理番号：15A0960165

TiO₂とポリアニリンの光再充電式複合薄膜のチャージ移転

Charge transfer in photorechargeable composite films of TiO₂ and polyaniline

著者 (4件)： NOMIYAMA Teruaki (Kagoshima Univ., Kagoshima, JPN) ,  SASABE Kenichi (Kagoshima Univ., Kagoshima, JPN) ,  SAKAMOTO Kenta (Kagoshima Univ., Kagoshima, JPN) ,  HORIE Yuji (Kagoshima Univ., Kagoshima, JPN)
資料名： Japanese Journal of Applied Physics  (Japanese Journal of Applied Physics)
巻： 54  号： 7  ページ： 071101.1-071101.5  発行年： 2015年07月 
JST資料番号： G0520B  ISSN： 0021-4922  CODEN： JJAPB6  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 光再充電式バッテリー(PRB)は,単一セルにエネルギー貯蔵機能のある光起電性デバイスである。PRBの光活性電極は,イオン脱ドーピングによって,それぞれ光起電性電流発生器と電気化学的エネルギー貯蔵とし働く裸の多孔性TiO₂とTiO₂-ポリアニリン(PANi)混合からなる二重層薄膜である。TiO₂とPANiの間のチャージ移転を研究するため,光充電式量子効率QE([放電での電子数]/[光充電での入射光子数])をTiO₂-PANi混合のLS厚みを変えることによって計測した。UV光子のための量子効率QEuvは,LS~7μmで,~7%の最大値を持っていた。チャージ移転のための時定数τ_TPは,およそ10^-1であった。これはTiO₂中の励起状態の電子寿命より10倍以上,長かった。これらの事実は,光充電プロセスの主要な律速因子がTiO₂とPANiの間のチャージ移転であることを明らかにした。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： 酸化チタン ,  *二次電池 ,  薄膜 ,  充電 ,  光起電力 ,  電気化学 ,  エネルギー

分類 (1件)： 二次電池  (YB04030K)

引用文献 (51件)：

• H. Tributsch, Appl. Phys. 23, 61 (1980).
• H. Tributsch, J. Electrochem. Soc. 128, 1261 (1981).
• H. Tributsch, Solid State Ionics 9-10, 41 (1983).
• H. Tributsch, J. Photochem. 29, 89 (1985).
• G. Betz and H. Tributsch, Prog. Solid State Chem. 16, 195 (1985).

タイトルに関連する用語 (6件)： TiO2 ,  ポリアニリン ,  再充電 ,  薄膜 ,  チャージ ,  移転