抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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機械要素の代表である歯車の幾何学形状についての連載講座の3回目で,今回は噛み合いピッチ曲線が非円形の特殊な歯車の加工の原理や精度,等について記載した。すなわち,中心を偏心させたものや非円形の歯車で,不等速運動を作り出す歯車を取り上げた。歯車の加工精度としては,歯型,歯すじ,ピッチのそれぞれで5μm程度,精度測定法には,三次元レーザスキャナーの利用,などがある。機械加工の精度に関する基本的評価項目には,1)寸法精度,2)角度精度,3)形状精度,4)表面粗さ,その他があるが,本稿では,前記1)~4)について具体例を示した。なお,測定における注意事項として,温度管理,力を加えない測定法などがある。また,測定計器の精度も重要事項であり,いくつかの測定器の一般的な精度を示した。