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J-GLOBAL ID:201502209876570358   整理番号:15A1172292

エタノールセンサのための透明導電性FeドープCdO薄膜の化学噴霧熱分解堆積

Chemical spray pyrolysis deposition of transparent and conducting Fe doped CdO thin films for ethanol sensor
著者 (4件):
資料名:
巻: 40  ページ: 879-884  発行年: 2015年12月 
JST資料番号: W1055A  ISSN: 1369-8001  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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簡単な化学噴霧熱分解法を用いて,透明導電性酸化カドミウム(CdO)及びFeドープ(0.5,1,1.5及び2重量%)CdO薄膜をガラス基板上に堆積した。CdO薄膜の構造,モフォロジー,光学及び電気特性に及ぼすFeドーピングの影響を,それぞれ,X線回折(XRD),原子間力顕微鏡(AFM),紫外可視透過率及びHall測定のような種々の特性評価技術を用いて系統的に調べた。XRDパターンから,アンドープ及びFeドープCdO膜は,立方晶結晶構造と共に多結晶性であることが明確に明らかになる。AFM画像から,CdO薄膜の表面粗さは,Feドーピング濃度と共に減少することが分る。1重量% FeドープCdO膜の表面構造をX線光電子分光法(XPS)によって調べた。CdO薄膜の光透過率は,Feドーピング濃度の増加と共に減少する。CdO薄膜の光学バンドギャップ値は,Feドーピング濃度の増加に伴って2.61から2.18eVに減少する。Hall測定から,抵抗率の最小値(7.67×10-4Ωcm)が,1重量% FeドープCdO薄膜で得られる。最後に,エタノールセンサ動作を自作センサユニットを用いて観察した。56.12%の最大エタノールガス応答が,1重量% FeドープCdO薄膜で観察される。この結果から,FeドープCdOが,センサ応用において有望な材料の一つであるが示唆される。Copyright 2015 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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半導体薄膜  ,  計測機器一般 

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