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J-GLOBAL ID:201502209918779430   整理番号:15A1399218

高分解能質量分析を用いるライン河に沿っての極性有機微量汚染物質の定量的標的分析と系統的非標的分析 未知汚染源と化合物の同定

Quantitative target and systematic non-target analysis of polar organic micro-pollutants along the river Rhine using high-resolution mass-spectrometry - Identification of unknown sources and compounds
著者 (4件):
資料名:
巻: 87  ページ: 145-154  発行年: 2015年12月15日 
JST資料番号: B0760A  ISSN: 0043-1354  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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ヨーロッパの主要な飲用水源であるライン河に沿って極性有機汚染物質による汚染を調べた。河川の流れに従って,主な支流を含む10か所の下流サイトで毎週の流量に比例するコンポジット試料を用いて移動する水塊を採取した。固相抽出と高分解能質量分析に基づく分析法を用いて,300以上の目標物質に対して水を分析した。Constance湖の水には83種の物質が低濃度で含まれたが,水相での検出物は143物質へ増加し,最後のサンプリングサイト,オランダ-ドイツ国境では毎週7トン以上の負荷が認められた。廃水処理施設からの化学物質,特に人工甘味料アセスルファムと2つの薬物,メトホルミンとガバペンチンが最も存在し,毎週負荷の~58%を支配した。試料キャンペーンが初春の乾期に行なわれ,各種の農薬と殺生物剤が検出された。数種の工業点汚染源が水路に沿って900km移動し,支流での高濃度と~160kgの負荷を同定した。さらに,潜在的に関係する数百の未知物質の優先順位付けに対して,2つの異なる方法に従って不偏非標的分析が行なわれた。最初の優先順位付け法では塩素化化合物のみが質量分析計データセットから抽出されたが,2番目の優先順位付け法では各サンプリングサイト間での系統的低減法を用いて行なわれた。他の化合物では,この河川で以前に検出されたことがない2つの物質,筋肉弛緩薬チザニジンと溶媒1,3-ジメチル-2-イミダゾリジノン(DMI)を同定して確認し,それらの負荷を河川に沿って概算した。Copyright 2015 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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河川汚濁  ,  その他の汚染原因物質 
物質索引 (4件):
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