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J-GLOBAL ID:201502209946733526   整理番号:15A0626571

千葉県の工業地帯で観測されたPM2.5成分の季節変動

Seasonal Variation of PM2.5 Components Observed in an Industrial Area of Chiba Prefecture, Japan
著者 (4件):
資料名:
巻:号:ページ: 66-77  発行年: 2015年03月31日 
JST資料番号: W2398A  ISSN: 1976-6912  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 韓国 (KOR)  言語: 英語 (EN)
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2013年2月8日から2014年3月31日まで,千葉県の工業地帯でPM2.5をサンプリングして,PM2.5の化学組成の季節変動を調べた。化学組成としては,イオン成分((Na+,NH4+,Ca2+,Mg2+,K+,Cl-,NO3-,SO42-),炭素質成分,有機炭素(OC),元素炭素(EC),水溶性有機炭素(WSOC)を測定した。ECトレーサ法を用いて,2次有機炭素(SOC)も測定した。分析結果から,チャーECおよびすすECを計算した。得られたデータを時間的変動で解釈した。測定期間のPM2.5質量濃度の総括平均値の45.3%はイオン成分で,19.7%がOC,8.0%がECであった。NO3-は,温度と絶対湿度に依存するユニークな季節変化パターンを示した。温度約14°C,絶対湿度7g/m3がNH4NO3(p)-NH3(g)+HNO3(g)の可逆反応の臨界であると評価した。月間PM2.5質量濃度に寄与するOCとECの量は,春夏に比べて秋冬が高かった。この結果は,WSOCおよびチャーEC/すすECの比が秋冬で同様なパターンを示したことから,バイオマス燃焼の影響と考えられた。月間WSOC/OC値の比較から,8月に83%の最大比が観測された。WSOCおよびECトレーサ法で導いた推定SOC濃度は,夏が相関していた(R=0.77)。夏によくおこるWSOCは,主に光化学反応によるSOCの生成によるPM2.5化学成分の長期観測から,上記因子のPM2.5組成,季節変化による変動の程度を明らかにした。
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分類 (4件):
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気圏環境汚染  ,  粒状物調査測定  ,  大気質調査測定一般  ,  大気中の汚染物質の物理分析 
引用文献 (35件):
タイトルに関連する用語 (4件):
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