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J-GLOBAL ID:201502209999084091   整理番号:15A1018282

生体銀ナノ粒子をグラフト化した薄膜複合ナノ濾過膜の抗生物汚損特性

The anti-biofouling properties of thin-film composite nanofiltration membranes grafted with biogenic silver nanoparticles
著者 (4件):
資料名:
巻: 375  ページ: 121-128  発行年: 2015年11月02日 
JST資料番号: B0934A  ISSN: 0011-9164  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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生物汚染はまだナノ濾過の最も困難な課題の一つである。生物汚染を低減するための実用的な戦略の一つは,新規な抗生物汚染膜を開発することである。ここでは,わずか6nmの平均直径の生体銀ナノ粒子(BioAg0-6)を,最初にポリアミドNF膜の表面にグラフト化した。薄膜複合体(TFC)NF膜の性能に対するグラフト化BioAg0-6の影響を,グラフト化化学的AgNPと比較して系統的に調べた。BioAg0-6グラフト化膜(TFC-S-BioAg)は,比較的高い塩除去率を維持しながら,TFC膜の親水性と透水性を増加させた。銀浸出実験の結果は,グラフト化BioAg0-6が膜上で良好な安定性を有し,純水に50日間浸漬後,TFC-S-BioAg膜中の残った銀の比率は95%であった。4カ月の浸漬後,TFC-S-BioAg膜の除去率は,初期の除去率の90%以上のままであった。ディスク拡散試験の結果は,TFC-S-BioAg膜とTFC-S-ChemAg膜の両方が,緑膿菌と大腸菌の増殖を阻害する有効な抗菌力を示し,TFC-S-BioAg膜はより優れたより長く持続する抗菌特性を示すことを明らかにした。したがって,BioAg0-6グラフト化TFC膜は,ナノ濾過工程における生物汚染を減少させる効果的な戦略としての可能性があり得る。Copyright 2015 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
ろ過,遠心分離  ,  膜分離 

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