文献

J-GLOBAL ID：201502210007591335   整理番号：15A0894844

手術室における乳癌のビジュアリゼーションのためのマルチスペクトル反射率の強化

Multispectral reflectance enhancement for breast cancer visualization in the operating room

著者 (8件)： FERNANDEZ-BARRERAS Gaspar (Univ. Cantabria, Santander, ESP) ,  REAL Eusebio (Univ. Cantabria, Santander, ESP) ,  LAUGHNEY Ashley M. (Dartmouth Coll., New Hampshire, USA) ,  KRISHNASWAMY Venkataramanan (Dartmouth Coll., New Hampshire, USA) ,  PAULSEN Keith D. (Dartmouth Coll., New Hampshire, USA) ,  LOPEZ-HIGUERA Jose M. (Univ. Cantabria, Santander, ESP) ,  POGUE Brian W. (Dartmouth Coll., New Hampshire, USA) ,  CONDE Olga M. (Univ. Cantabria, Santander, ESP)
資料名： Proceedings of SPIE  (Proceedings of SPIE)
巻： 9311  ページ： 931106.1-931106.6  発行年： 2015年 
JST資料番号： D0943A  ISSN： 0277-786X  CODEN： PSISDG  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 乳癌の病理画像を改善するために,光波散乱計測法を使い色彩を強調する方法を開発した。この方法は侵襲性が低く,組織の形態や構成成分を捉えることができるので,切除手術時の外科医にガイドができる。マイクロサンプリング反射率スペクトル画像システムで得られる散乱と吸光のシグナルは,ミー散乱理論と同様に画素をベースにして散乱力を計算することで,有用性が向上した。この方法で,特異的な波長や特性(酸素が結合・離脱するヘモグロビンのような特別な吸収性の組織成分,散乱力や振幅など)のある部分に色を付けて識別できるようにして,診断しやすい画像を作ることができる。最終目的は,組織の局所の反射率だけに作用する,より特異性の高い組織のコントラストを得ることである。そうすれば,非悪性(正常上皮とストローマ,良性上皮とストローマ,炎症),悪性(DCIS,IDC,ILC),あるいは脂肪組織かを,視覚的に判断できる。この方法はラベルも特別なインジケーターも必要なく,吸収と散乱の特性を同時に一枚の画像にして,迅速に外科医に提供できるため,非常に有用なものになるだろう。

シソーラス用語： *スペクトル ,  *乳房腫瘍 ,  *可視化 ,  *形状測定 ,  *光学的測定 ,  試料採取 ,  Mie散乱 ,  *反射率 ,  *画像強調 ,  カラー画像 ,  画像診断 ,  吸収 ,  散乱
準シソーラス用語： *コントラスト強調 ,  マイクロサンプリング法 ,  *マルチスペクトル ,  *光波散乱計測

分類 (1件)： 腫ようの診断  (GE03020J)

タイトルに関連する用語 (6件)： 手術 ,  乳癌 ,  ビジュアリゼーション ,  マルチスペクトル ,  反射率 ,  強化