文献
J-GLOBAL ID:201502210040078600   整理番号:15A0940811

Ru/C触媒を用いたアルコール/ギ酸混合物におけるAlcellリグニンの触媒的水素化脱酸素と水素化分解

Catalytic hydrodeoxygenation and hydrocracking of Alcell lignin in alcohol/formic acid mixtures using a Ru/C catalyst
著者 (5件):
資料名:
巻: 80  ページ: 147-161  発行年: 2015年09月 
JST資料番号: W0467A  ISSN: 0961-9534  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
Ru/Cを触媒とする回分条件でイソプロパノール/ギ酸混合物(1:1モル比)におけるAlcellリグニンの接触転化(673K,4時間,溶媒に対する28%質量リグニン添加)を吟味した。リグニン油が良好な収率(リグニン入力に対して71%質量収率)で得られ,主に芳香族(リグニン入力の10.5%質量収率),アルキルフェノール(リグニン入力の6%質量収率),グアヤコール(リグニン入力の1.3%質量収率),アルカン(リグニン入力の5.2%質量収率)から構成され,残りは溶解性高分子量化合物(GCxGC-FIDとGPC)であった。ギ酸を用いた触媒実験の結果を無触媒実験,分子水素を用いた触媒的水素処理,Ru/Cを用いた無溶媒処理の結果と比較した。製品収率と組成の明確な相違が見出され,最大リグニン油収率が触媒加溶媒分解(リグニン入力の71%質量収率)によって得られ,これに対して無触媒加溶媒分解ではリグニン入力の18%質量収率と触媒的水素処理では63%リグニン入力質量収率であった。反応時間が油収率と製品組成に与える影響を明らかにし,解重合,水素化(-脱酸素)経路を含む反応回路網を提案し,製品収率と組成を説明した。イソプロパノールに加えて,ギ酸と組み合わせたエタノールとメタノールの使用も触媒的加溶媒分解に関して検討した。最善の結果がメタノールで(4時間,673K)得られ,リグニン油(リグニン入力の68%質量収率)生産につながり,これはリグニン入力のアルキルフェノール11%質量収率とリグニン入力の芳香族19%質量収率を含んだ。Copyright 2015 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (3件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
加溶媒分解  ,  不均一系触媒反応  ,  生物燃料及び廃棄物燃料 
物質索引 (5件):
物質索引
文献のテーマを表す化学物質のキーワードです

前のページに戻る