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J-GLOBAL ID:201502210048290099   整理番号:15A0957838

HPLC-ESI-MSを用いた,医薬品ゴム製ストッパ上の残留直鎖アルキルベンゼンスルホン酸が誘発する溶血および内皮細胞への細胞毒性の評価

Assessment of the hemolysis and endothelial cell cytotoxicity induced by residual linear alkylbenzene sulfonates on pharmaceutical rubber stoppers based on HPLC-ESI-MS
著者 (6件):
資料名:
巻: 29  号:ページ: 1350-1355  発行年: 2015年09月 
JST資料番号: E0166C  ISSN: 0269-3879  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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本研究は医薬品ゴムストッパ上に残留する界面活性剤の直鎖アルキルベンゼンスルホン酸(LAS)化合物を定量測定するための高性能液体クロマトグラフィー-エレクトロスプレーイオン化-質量分析法(HPLC-ESI-MS)を開発することを目的とした。HPLC-ESI-MS法は5種類のLAS相同体(C10~C14)をメタノールと酢酸アンモニウムを移動相に使用した勾配条件下で分離・測定することを目的に開発された。残留LAS化合物の溶血活性は分光測定法により分析した。LAS化合物処理後のヒト臍帯静脈内皮細胞(HUVEC)中のインターロイキン(IL)-6および腫瘍壊死因子(TNF)-αの発現は,酵素結合吸着アッセイを用いて調べた。LAS化合物は,確立した勾配条件により十分に分離し測定できた。直線域は0.05~8μg/mLであり,相関係数は≧0.997であった。回収率は73~134%であり,相対標準偏差は<13.7%であった。溶血とLAS化合物濃度の間には,≧0.8μg/cm<sup>2</sup>の時に相関性が見られた。LAS化合物はHUVECの生存率を低下させIL-6およびTNF-αの産生を促進した。開発した分析法は医薬品のゴム製ストッパ上の残留LAS化合物の定量測定に問題なく用いることができた。このことはゴム製ストッパ上のLAS化合物量の監視と管理にとって重要である。Copyright 2016 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
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薬物の分析  ,  その他の薬物の基礎研究  ,  血液の基礎医学 

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