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J-GLOBAL ID:201502210063364422   整理番号:15A0846569

線毛アッシャーは,ドメインマスキングを介して蛋白質の相互作用を制御し,オリゴマーとして機能する

The pilus usher controls protein interactions via domain masking and is functional as an oligomer
著者 (9件):
資料名:
巻: 22  号:ページ: 540-546  発行年: 2015年07月 
JST資料番号: W0637A  ISSN: 1545-9993  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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グラム陰性菌では,シャペロンアッシャー(CU)経路により線毛の生合成が行われる。CU経路により合成される1型線毛は,FimH,FimG,FimF,FimAの4サブユニットから構成され,FimCがシャペロンとして機能し,サブユニットを通すチャネル膜蛋白質であるFimD(アッシャー,案内役)が足場として機能する。本研究では,線毛の生合成におけるFimDの機能を解析した。非天然アミノ酸残基間位置指定光架橋による特異的蛋白質-蛋白質相互作用部位の特定,野生型及びドメイン削除FimDアッシャーを用いる蛍光に基づく親和性アッセイなどから,FimDのC末端ドメインは高親和性の基質結合部位を持つが,これはプラグドメインによりマスクされている。FimC-FimHがFimDのN末端ドメインに結合することにより,C末端ドメインが活性化された。線毛生合成においてFimDはトランスに作用し,機能的オリゴマーを形成することが分かった。アッシャーは細菌中の線毛集合過程で協働的に相互作用することを示唆した。
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分類 (3件):
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分子構造  ,  生物学的機能  ,  微生物の生化学 

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