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J-GLOBAL ID:201502210094975861   整理番号:15A0922547

外傷後関節炎のための治療としての熱応答性エラスチン様ポリペプチドからのIL-1RAの持続した関節内送達

SUSTAINED INTRA-ARTICULAR DELIVERY OF IL-1RA FROM A THERMALLY-RESPONSIVE ELASTIN-LIKE POLYPEPTIDE AS A THERAPY FOR POST-TRAUMATIC ARTHRITIS
著者 (15件):
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巻: 29  ページ: 124-140 (WEB ONLY)  発行年: 2015年01月 
JST資料番号: U7026A  ISSN: 1473-2262  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: スイス (CHE)  言語: 英語 (EN)
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外傷後関節炎(post traumatic arthritis;PTA)は,関節骨折を含む関節損傷により発症する関節炎の急速進行型の病態である。現行の治療は,外科的修復と関節の安定化に制限されている。しかし,エビデンスはPTA進行が,インターロイキン-1(IL-1)または腫瘍壊死因子α(TNF-α)のような炎症性サイトカインの上方調節により調節されることを提示する。これらのサイトカインはPTAに対する有用な治療標的を提供するが,抗サイトカイン治療薬の関節内注射は関節内空間からの急速な排出による困難さを証明する。本研究において著者らは,有益な治療としてのIL-1およびTNF-α阻害薬の持続的な関節内送達を提供するための,架橋エラスチン様ポリペプチド(xELP)徐放製剤の能力を調べた。閉じた関節内脛骨水平骨折を有するマウスを用い,処置群はxELPに封入された薬物の単回関節内注射を受けた。関節炎の変化が,骨折の4および8週間後に評価された。IL-1の阻害は,軟骨変性と滑膜炎の重症度を低下させた。TNF-α単独の阻害またはIL-1との同時阻害は,骨形態,関節軟骨変性および滑膜炎における有害な影響をもたらした。これらの知見は,IL-1が関節骨折に続くPTAの病因で決定的な役割を演じること,および持続性の関節内サイトカイン阻害が外傷後の関節変性を軽減または予防するための治療的アプローチを提供し得ることを提示する。(翻訳著者抄録)
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分類 (3件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
運動器系の基礎医学  ,  生物薬剤学(基礎)  ,  サイトカイン 

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