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J-GLOBAL ID:201502210122352742   整理番号:15A0467293

リグニンおよびグリセロール・アジピン酸ベースの超分岐プレポリマーから得られる生物由来度が高い熱刺激形状記憶性共重合エラストマー

Highly biobased thermally-stimulated shape memory copolymeric elastomers derived from lignin and glycerol-adipic acid based hyperbranched prepolymer
著者 (3件):
資料名:
巻: 67  ページ: 143-154  発行年: 2015年05月 
JST資料番号: W0732A  ISSN: 0926-6690  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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生物由来成分を高濃度に含む共重合体を,主に2つの産業副産物(グリセロールとリグニン)から得た。まず第1段階として,グリセロール(Gly,B2B32)とアジピン酸(AA,A2)の溶融縮合により超分岐プレポリマー(HyBP)を調製した。そして,市販のジイソプロパノールアミン(DIPA,DB42)とトリス(ヒドロキシメチル)アミノメタン(THAM,CB31)を添加することによりプレポリマーの構造の改変をおこなった。第2段階として,同じ容器内で溶融重縮合によりHyBPをリグニンと反応させ,熱刺激形状記憶性の共重合エラストマーを形成させた。そして,本プレポリマーの化学的性質をFTIR,NMRおよびESI-MSにより調べるとともに,熱挙動とレオロジー挙動をDSC,DMA,TGAおよび動的レオメトリーにより分析した。その結果,高分岐性架橋剤,DIPAおよびTHAMは,プレポリマーの化学的および熱的性質に影響を与えることがわかった。また,この超分岐生物由来リグニン共重合体は,優れた形状記憶性と弾性特性を示した。形状遷移温度(Ttrans)は,様々な温度環境の使用用途に合わせてGly,DIPAおよびTHAMの割合を変えることによって調節可能であった。本試験により,形状記憶効果を発揮する際に柔軟なセグメントとして働く生物由来原料を多く含むリグニンベースの共重合体系の中に,再生可能なGlyとAAを原料としたプレポリマーを取り入れることが可能なことが示された。Copyright 2015 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
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ゴム  ,  製造工程とその装置  ,  木材化学 
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