抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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日本では,白色LEDを利用した照明は,他の国々と比較して大きく普及している。LEDの普及と共に一般使用者が関心を持つようになったのは,ブルーライト(青色光)による障害発生の懸念である。ここでは,LED照明におけるブルーライトの必要性と,障害の評価結果を報告した。まず,白色LEDの発光原理と従来照明光源との相違点である発光分布の違いを述べた。つぎに,1)青色光による障害の種類(障害と傷害),2)LED照明の両障害の評価,3)白色LEDランプによる生体リズム障害の評価例,4)白色LEDによる青色光網膜傷害の評価例,を説明した。一般消費者向けの照明用白色LEDの青色光による障害の評価結果は,蛍光ランプと比較して大差はなく,LED照明が体に悪いと言う知見は見出されていないと結論される。