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J-GLOBAL ID:201502210125677104   整理番号:15A0777106

好気的条件下でのトレンボロンアセタート代謝産物の生体内変化の比率と生成物同定

Rates and product identification for trenbolone acetate metabolite biotransformation under aerobic conditions
著者 (7件):
資料名:
巻: 34  号:ページ: 1472-1484  発行年: 2015年07月 
JST資料番号: A0978B  ISSN: 0730-7268  CODEN: ETOCDK  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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トレンボロンアセタート代謝産物は内分泌かく乱活性汚染質で,農地,放牧地や集中動物飼養業から流出水,水環境に排出される。本代謝産物諸化合物の環境中運命及び生体内変化機構を調査するために,各種水源から得た接種原を用い,生物学的に活性なマイクロコスムに17β-トレンボロン,トレンジオン及び17α-トレンボロンを含む約1400ng/Lのトレンボロンアセタート代謝産物を添加した。好気的生体内変化率及び既知のトレンボロンアセタート代謝産物の間の相互変換を調査するため,GC-MS/MSを用いて濃度を測定し,時間の関数としての生成物分布を評価した。LC-MS/MSを用いて,新たな変換生成物及び想定可能な変換経路の特性を解析した。動態解析の結果,低温条件下では半減期が8.5dまで延び,二相変換を認めたが,20°Cでは,17β-トレンボロン,トレンジオン及び17α-トレンボロンの半減期は,それぞれ凡そ0.9d,1.3d及び,2.2dであった。既報の土壌中における早い減衰率と比較すると,トレンボロンアセタート代謝産物は,水系では,相対的に難分解性が高いと考えられる。生成物分布は,トレンジオンと17β-トレンボロンの間の生体内変化に対する酵素の選好性を示唆している。LC-MS/MSによる特性解析は,主要検出可能生成物として脱水素化物を示し,ステロイド中の生物活性に関与する主要構造要素が,生体内変化時に保持される可能性を示唆している。Copyright 2015 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
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その他の汚染原因物質  ,  水質汚濁一般  ,  微生物に対する影響 
物質索引 (4件):
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