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J-GLOBAL ID：201502210144286131   整理番号：15A0671144

豪雨時における斜面崩壊危険度評価手法の改良-広域斜面への適用に向けて-

著者 (3件)： 末永弘 (電力中研) ,  田中姿郎 (電力中研) ,  小早川博亮 (電力中研)
資料名： 電力中央研究所地球工学研究所研究報告  (電力中央研究所地球工学研究所調査報告)
号： N14016  ページ： 22P  発行年： 2015年04月 
JST資料番号： F0804D  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 斜面地盤に建設された電力構造物の斜面崩壊に対する安全性評価では,これまで,個別の斜面を対象にした豪雨時の斜面崩壊危険度評価手法を構築してきた。本研究では豪雨による斜面崩壊危険度評価手法を広域斜面に適用できるよう改良した。この中では,斜面地盤内の降雨に伴う地下水流動に影響を与える要因として,1)斜面の平面形状,2)林道の有無,3)地表流,4)下方の河川・貯水池の水位変動を取り扱うよう改良した。また,斜面の傾斜角,平面図上の長さ,基盤の深さならびに降雨波形を入力パラメータとして斜面崩壊危険度を評価できるように改良し,広域の斜面を対象とした斜面崩壊予測ハザードマップを作成するための評価手法を整備した。

シソーラス用語： *斜面崩壊 ,  構造物 ,  *リスク評価 ,  豪雨 ,  パラメータ ,  *斜面 ,  地図 ,  地下水流動 ,  弾塑性解析 ,  気液二相流 ,  浸透 ,  ハザードマップ ,  雨水浸透 ,  構造解析 ,  解析
準シソーラス用語： 電力構造物 ,  *広域斜面 ,  降雨浸透

分類 (2件)： 斜面安定,掘削変形  (RA03070L) ,  発電土木  (NB03020H)

引用文献 (25件)：

• 末永弘,小早川博亮,田中姿郎(2013): 気液二相流解析・弾塑性解析を組み合わせた斜面安定評価手法の構築, 電力中央研究所研究報告, N12014.
• Haverkamp, R., Vauclin, M., Touma, J., Wierenga, P.J., and Vachaud,G.(1977): A Comparison of Numerical Simulation Models for One-Dimensional Infiltration, Soil Sci. Soc. Am. J., vol. 41, pp. 285-294.
• 平松晋也,水山高久,石川芳治(1991): 山腹斜面における雨水の挙動と数値モデルによる再現性に関する研究, 新砂防, 44(1),pp.21-30.
• 沖村孝,市川龍平(1985): 数値地形モデルを用いた表層崩壊危険度の予測法, 土木学会論文集, 358/III-3, pp.69-75.
• 逢坂興宏,田村毅,窪田順平,塚本良則(1992): 花崗岩斜面における土層構造の発達過程に関する研究, 新砂防, 45(3), pp.3-12.

タイトルに関連する用語 (5件)： 豪雨 ,  斜面 ,  崩壊危険度 ,  評価手法 ,  広域