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J-GLOBAL ID:201502210153388240   整理番号:15A1398696

マルチリポソームコンテナ

Multi-liposomal containers
著者 (7件):
資料名:
巻: 226  号: PA  ページ: 54-64  発行年: 2015年12月 
JST資料番号: B0923A  ISSN: 0001-8686  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 文献レビュー  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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アニオン性ジホスファチジルグリセロール(カルジオリピン,CL2-)またはホスファチジルセリン(PS1-)および双性イオン性卵黄レシチン(EL)またはジパルミトイルホスファチジルコリン(DPPC)より構成される40~60nm径の小ユニラメラリポソームはポリカチオン鎖(”球状ポリカチオンブラシ”,SPB)でグラフトされた約100nm径のポリスチレンミクロスフェアで静電気的に複合化された。高分子/リポソーム結合研究は主な分析ツールとして,電気泳動移動度(EPM),動的光散乱法(DLS),蛍光,導電率分析法,示差走査熱量測定(DSC)および低温透過型電子顕微鏡(cryo-TEM)を用いて行なった。これらの方法により,顕著に詳細な画像が膜内の分子事象から現われる。以下は実験から上がった最も重要な結論の中にある。すなわち,a)SPBへのリポソームの結合は”アイランド”への側面脂質分離と共にリポソーム膜の内部から外部小葉までアニオン脂質のフリップフロップにより伴われ,b)アニオン脂質分子の幾何学と共にリポソーム膜のSPB誘起構造再構築は複合化による構造統合性を確実にするアニオン脂質の最大モル分率(キーパラメータν:円錐形CL2-を有するリポソームではν=0.3およびアニオン円筒形PS1-を有するリポソームではν=0.5)を決定し,c)SPB粒子当たり未変化リポソーム数は(ν=0.1)では40から(ν=0.5)では13まで変化し,d)種々の被包材料を有するリポソーム混合物を用いて,マルチリポソーム錯体を高負荷能力および制御した含有率で調製し,e)混合アニオンリポソームをpHに対して感度よくするために,pHを変えたとき立体配座フリップを受けるモルホリノシクロヘキサノール系脂質30モル%でそれらを追加的に改質する。SPBで複合化するなら,そのようなリポソームは,pHが7.0から5.0に減少するとき,それらの内容物を急速に放出する。結果は負荷されたリポソームがむしろ小容量に濃縮され,それによって,ドラッグデリバリー分野で有望なマルチリポソームコンテナの調製を可能にする。Copyright 2015 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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生体膜一般  ,  物理薬剤学 
物質索引 (1件):
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