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J-GLOBAL ID:201502210207478223   整理番号:15A1098039

ナノTiO2/SiO2で改質されたビチューメンが鋼スラグ骨材を含むアスファルト混合物の轍掘れおよび疲労性能に及ぼす影響に関する実験的研究

Experimental investigation of effect of Nano TiO2/SiO2 modified bitumen on the rutting and fatigue performance of asphalt mixtures containing steel slag aggregates
著者 (2件):
資料名:
巻: 98  ページ: 692-702  発行年: 2015年11月15日 
JST資料番号: T0560A  ISSN: 0950-0618  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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ナノテクノロジーは,多くの様々な種類の材料(アスファルトバインダを含む)の性質を改善するという独特な特性のために,最近広く用いられるようになってきた。経済的に効率的な材料として加熱混合アスファルト(HMA)は舗装として用いられた長い歴史がある。しかし,HMA混合物は粘弾性材料なので,時間経過に従って様々な温度環境や荷重応力を受けた際に異なる破壊モードを示す。HMAで施工された舗装において,3つのタイプの問題点が良く観察される。それは轍掘れ,疲労クラック,熱クラックである。このような問題の結果,使用条件が劣化するばかりでなく使用寿命も短くなる。ほとんどすべての気象条件においてアスファルト舗装の轍掘れが最も重要な問題点である。特に高温地域で舗装の柔性が主要な問題となり性能に負の影響を与える地域においては。轍掘れの負の帰結の中に浸透劣化と再生の高コストがある。さらに,アスファルト混合物の性能を改善するためには,鋼スラグが物理的性能が優れているために選ばれている。本研究ではTiO2とナノSiO2粒子(ナノ改質アスファルト混合物の轍掘れ抵抗を改善するために付加される材料)を含む改質鋼スラグアスファルト混合物(SSAM)に関する実験室での実験の結果を解析した。基本的な研究としてアスファルトバインダの性能のための様々な実験(浸透グレード,軟化点,靭性,回転粘性(RV),動的せん断レオメータ(DSR))を用いて改質ビチューメンのレオロジー特性を調べた。さらに,通常の,および,改質アスファルト混合物の最適ビチューメン量を決定するためにマーシャル試験を用いた。次に轍掘れに対する抵抗および疲労寿を決定するために鋼スラグを含むアスファルト混合物に対する2つの試験(繰り返し荷重軸力(RLA)試験と疲労試験)を行った。実験の結果,ナノTiO2とナノSiO2を付加するとビチューメンのレオロジー特性が向上しタフネスと粘性をそれぞれ平均で30%,109%改善する一方,浸透グレードは低下することが分かった。さらに,アスファルトの轍掘れ抵抗と疲労寿命も改善された。Copyright 2015 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (1件):
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有機質材料 

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