文献
J-GLOBAL ID:201502210232540944   整理番号:15A0803592

Pichia pastorisにおけるActinomadura sp.S14の耐熱性エステラーゼHydS14のクローニング,発現と特性化

Cloning, Expression and Characterization of a Thermostable Esterase HydS14 from Actinomadura sp. Strain S14 in Pichia pastoris
著者 (5件):
資料名:
巻: 16  号:ページ: 13579-13594 (WEB ONLY)  発行年: 2015年06月 
JST資料番号: U7038A  ISSN: 1422-0067  CODEN: IJMCFK  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 短報  発行国: スイス (CHE)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
熱安定性エステラーゼ遺伝子(hydS14)をActinomadura sp.からクローニングした。その遺伝子は777bpの長さで,シグナルペプチド及びN-グリコシル化部位がない,予測分子量26604Daの258アミノ酸残基のポリペプチドをコードしていた。コード蛋白質は,エステラーゼ/リパーゼスーパーファミリーのペンタペプチドモチーフ(GYSLG)と触媒三残基(Ser88-Asp208-His235)を含んでいた。HydS14配列は放線菌の23配列(23α/βヒドロラーゼ)と46%~64%の同一性を示し,3つの保存領域を有し,α/βヒドロラーゼ構造スーパーファミリーの他クラスタから区別される新規モチーフ(GY(F)SLG)を含んでいた。コード領域を含むプラスミド(pPICZαA-hydS14)を用いて,HydS14をAOXIプロモーター調節下にPichia pastorisで発現させた。上清から収集した組換HydS14の分子量は約30kDaで,N-グリコシル化なしの予測分子量と一致した。最適温度は約70°C,最適pHは8.0であった。50と60°Cで120分間安定であり,それぞれの残存活性は80%と90%以上であった。さらに,6.0~8.0と9.0のpHにおける活性は50%であった。酵素はp-ニトロフェニル-C2とC4に対して高い活性を示した。p-ニトロフェニル-C4に対するKmとVmax値は0.21±0.02mMと37.07±1.04μmol/min/mgであった。酵素は短鎖のp-ニトロフェニルエステル(C2~C6)に活性であり,p-ニトロフェニル-C4が最適活性(Kcat/Km=11.74mM-1・S-1)を示した。要約すると,HydS14はクローン化され,Pichia pastorisで初めて発現されたActinomadura sp.S14の耐熱性エステラーゼである。(翻訳著者抄録)
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
酵素一般  ,  微生物の生化学 
物質索引 (1件):
物質索引
文献のテーマを表す化学物質のキーワードです

前のページに戻る