抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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これは,以下の4つの出来事の流れの結果としてもたらされた文化の発祥とその発展の物語である。(1)1929年のBerkeleyにおけるサイクロトロンの発明と,1930年代を通じたその発展と改良。(2)1934年に始まるCornell大学での原子核科学プログラムの確立とその発展。(3)1938年における核分裂の発見と,この現象が強力な武器の基礎と成り得ることがはっきりとしてきたこと。(4)第二次世界大戦が始まり,その結果マンハッタンプロジェクトとLos Alamosでの活動が確立され,1945年の戦争を終わらせる原子爆弾が生み出されたこと。これらの出来事に大きく影響され,1946年,Los Alamosの物理チームの何人かのメンバーがCornellに戻り,Laboratory of Nuclear Science(LNS)を創設し,原子核の研究から発展した新しい素粒子物理科学を探求するための一群の電子シンクロトロンを建設した。この加速器でなされた科学,および加速器とビームそれ自体について,現在までに渡ってレビューした。これら加速器の利用者コミュニティーの発展,および,彼らによってなされた加速器およびその科学に対して,どのような支援の源があったか,この物語の適切な箇所で議論した。