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J-GLOBAL ID:201502210239815247   整理番号:15A0760908

統合メタボロ-プロテオミクスアプローチによるニンニク抽出物の延命効果の分析

Analysis of lifespan-promoting effect of garlic extract by an integrated metabolo-proteomics approach
著者 (14件):
資料名:
巻: 26  号:ページ: 808-817  発行年: 2015年08月 
JST資料番号: E0597B  ISSN: 0955-2863  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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ヒトの疾患の治療におけるニンニク(Allium sativum)摂取の有益効果が,長期の人類史にわたって世界中で報告されている。また近年,ニンニク抽出物(GE)の強力な抗酸化作用は癌,血栓形成,心血管疾患およびいくつかの加齢性疾患を予防すると言われている。本稿ではモデル生物としてCaenorhabditis elegansを用いて,水溶性GEが長寿関連FOXO転写因子daf-16の発現を増加させ,寿命を20%伸ばすことを示した。著者らはマイクロアレイおよびプロテオミクス解析を用いて,水溶性GEを与えたC.elegansでの差次的発現プロファイル(多くの代謝酵素および卵黄ビテロゲニンを含む)を示す229の遺伝子および46の蛋白質を体系的にマッピングした。寿命に機能的に関与するニンニク成分を調べるために,統合メタボロ-プロテオミクスアプローチを用いて,水溶性GEの処置に関連する代謝産物および蛋白質成分を同定した。有力な延命効果物質の中で,マンノース結合レクチンおよびN-アセチルシステインがdaf-16発現を増加させることがわかった。著者らの研究は,水溶性GEの延命効果はDAF-16介在性シグナル伝達経路を伴う可能性があるという事実を提示する。これらの結果はin vivoでの天然産物の代謝に関与する複雑性を解明するためのメタボロ-プロテオミクスの有用性を強調する。Copyright 2015 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (4件):
分類
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野菜とその加工品  ,  老化と死  ,  動物の代謝と栄養一般  ,  遺伝子発現 
物質索引 (1件):
物質索引
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