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J-GLOBAL ID:201502210240844308   整理番号:15A0972106

脱着エレクトロスプレイイオン化質量分析による外科生検組織切片および穿刺吸引塗抹標本からのイヌ非ホジキンリンパ腫の特徴的な脂質プロファイル

Characteristic lipid profiles of canine non-Hodgkin’s lymphoma from surgical biopsy tissue sections and fine needle aspirate smears by desorption electrospray ionization - mass spectrometry
著者 (8件):
資料名:
巻: 140  号: 18  ページ: 6321-6329  発行年: 2015年09月21日 
JST資料番号: A0392A  ISSN: 0003-2654  CODEN: ANALAO  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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イヌ非ホジキンリンパ腫(NHL)はすべてのイヌ癌のおよそ15%を表す異種群の癌である。更に,イヌNHLは組織病理学および臨床的挙動に関してヒト疾患に似ており,比較モデルとして機能することができた。診断にとって代替の低侵襲的方法である外科生検試験片の組織病理学的評価および穿刺吸引(FNA)細胞診断学により目下,診断は行われる。脱着エレクトロスプレイイオン化質量分析(DESI-MS)画像は外科生検の組織切片およびFNA塗抹標本について実施された。正常リンパ節およびNHL腫瘍から得られた質量スペクトルを多変量統計(たとえば,主成分分析)で調査した。組織切片は正常で100%および腫瘍で93.1%の予測感度をもたらした。更に,予備調査結果はB細胞とT細胞リンパ腫を区別できること(それぞれ,95.5%および85.7%のCV感度)を示唆する。DESIで分析された正常およびB細胞NHL FNA試料は外科生検から得られたスペクトルに類似したスペクトルを産出した。組織切片データを用いて構築されたPCA-LDA分類体系によりFNA試料を評価して,異なる試料タイプから得られた化学情報が類似しているかどうか,またFNA試料について行なわれたDESI-MSは診断価値があるかどうか,を調査した。正常およびB細胞NHLのためのFNA予測率(それぞれ,85.7%および89.3%)は,以前,探索しなかったFNAのDESI-MS分析が迅速な予備的診断を提供できたことを示した。確かにMSは組織病理学/細胞診断学と共に使用される相補的分子情報を提供して,診断の信頼度を潜在的に改良する。ここに概説した方法論はイヌNHLに応用可能であり,更にヒトNHLのイヌモデルを支え,ヒトへの変換が予想される。Copyright 2015 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST
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分類 (3件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
腫ようの化学・生化学・病理学  ,  有機化合物の物理分析  ,  生物物理的研究法 

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