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J-GLOBAL ID:201502210242108110   整理番号:15A0854897

天然有機物の除去のための様々な飲用水処理技術の総説

A review of different drinking water treatments for natural organic matter removal
著者 (4件):
資料名:
巻: 15  号:ページ: 442-455  発行年: 2015年 
JST資料番号: H0933B  ISSN: 1606-9749  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 文献レビュー  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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天然有機物(NOM)は世界中で見られ,地表水はしばしば,高いNOM含量を示す。ここ数十年の間NOMに関する研究はかなり進歩し,NOMは飲用水から除去しなければならないことがはっきりしてきた。本稿は,飲用水処理におけるNOM除去に関する最近10年の研究を展望した。NOM除去の主な目的は浄水過程と配水過程での問題,消毒副生成物(DBPs)と微生物の再生(増殖)を防止することである。強化凝集は凝集剤添加量を増やし,pH低下など,凝集条件を変え,NOM除去効果を改善し,DBPsを減らす第1段階となる。しかし,溶存態のDBPs前駆体を除去するのは容易ではない。吸着法はNOM「と難分解性有機物の除去に効果的であるが,NOMの複雑性,水環境要因の複雑性,吸着質の多様性が限界を課す。オゾン処理後のNOMの変化は様々であり,各NOM成分のオゾン処理の機構は十分明らかではない。膜技術は処理系列を短縮・簡素化できる非常に有望な技術である。生物処理はNOMとアンモニア態窒素を除去する。一方,様々な技術の組合せの研究も進んでいる。MIEX(磁気イオン交換法)と凝集の組合せ,吸着と生物処理の組合せ(BAC),オゾン+BAC,及び粉末活性炭処理(PACT)などが高度浄水処理法として採用されている。今後,各プロセスは精錬され,さらに,反応機構や新奇手法の動力学についての研究が必要である。
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分類 (1件):
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上水道工学・用水処理一般 
タイトルに関連する用語 (3件):
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