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J-GLOBAL ID:201502210243369260   整理番号:15A0647741

バイオマテリアルにおいて培養された羊水由来幹細胞の多能性維持

Pluripotency maintenance of amniotic fluid-derived stem cells cultured on biomaterials
著者 (15件):
資料名:
巻:号: 18  ページ: 3858-3869  発行年: 2015年05月14日 
JST資料番号: W2382A  ISSN: 2050-750X  CODEN: JMCBDV  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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多能性および分化の幹細胞運命は,可溶性の生物学的手がかりばかりでなく不溶性の生化学的(すなわち,細胞外マトリックス(ECM))および細胞培養バイオマテリアルの物理学的手がかり(すなわち,弾性度)により調節される。拡張培地においていくつかのタイプのECMおよび対応するオリゴペプチドでグラフト化されたポリビニルアルコール-イタコン酸(PVA)ヒドロゲル上で培養されたヒト羊水由来幹細胞(hAFSC)の多能性および分化系統の維持を調べた。フィブロネクチンおよびビトロネクチンに由来するオリゴペプチドでグラフト化された軟質PVAヒドロゲル(12.2kPa)上で培養されたhAFSCは,Oct4,Sox2およびNanog発現により評価される高い多能性を示した。各オリゴペプチドでグラフト化された軟質PVAヒドロゲル(12.2kPa)で育てられたhAFSCは,同じオリゴペプチドでグラフト化された剛性PVAヒドロゲル(25.3kPa)で育てられたhAFSCよりOct4およびNanog発現により評価された高い多能性と剛性組織培養ポリスチレンディッシュで育てられたhAFSCより非常に高い多能性を示した。軟質バイオマテリアルは,hAFSCの多能性を維持するために適しているようである。驚いたことに,フィブロネクチンおよびビトロネクチンに由来するオリゴペプチドでグラフト化されたPVAヒドロゲルにおいて高い多能性を示すhAFSCは,拡張培地において3つのはい葉に対する高レベルの初期分化マーカーも発現した。hAFSCは不均一であり,この母集団は高度に多能性の幹細胞および容易に分化される幹細胞を含むことをこの結果が示唆した。Copyright 2015 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST
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分類 (3件):
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細胞・組織培養法  ,  生殖器官  ,  細胞生理一般 
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