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J-GLOBAL ID:201502210256593682   整理番号:15A1043848

酸化鉄ナノロッドアレイによる過酸化水素の電気化学的検出

Iron oxide nanorods array in electrochemical detection of H2O2
著者 (2件):
資料名:
巻: 220  ページ: 695-704  発行年: 2015年12月01日 
JST資料番号: T0967A  ISSN: 0925-4005  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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β-FeOOH,γ-Fe2O3,α-Fe2O3のナノロッドアレイ(NRs)を合成し,過酸化水素還元に対するそれらの電気触媒特性を研究した。リン酸塩電解質中において,リン酸鉄(FePO4)が前処理段階でこれらの酸化鉄上へその場沈殿し,酸化鉄と沈殿したFePO4間の相互作用が,できた電極の電気触媒活性を決定する重要な役割を果たす。FePO4の酸化還元反応はα-Fe2O3NR上で容易に生じ,できたFePO4修飾α-Fe2O3NRは過酸化水素還元に対して最良の電気触媒活性をしめす。α-Fe2O3NRは1.66mMの過酸化水素を含むリン酸塩電極中にて2つの還元ピークをしめし,一つはpH依存性で,FePO4の電気触媒特性と関係し,もう一つはpH独立性で,α-Fe2O3NRの本来的電気触媒活性とだけ関係している。全ての酸化鉄は過酸化水素を含む非リン酸塩電解質中にてpH独立性の還元ピークだけをしめす。両方の条件におけるセンシング機構を提唱する。最適条件において,α-Fe2O3NRは,181μAmM-1cm-2の感度,2.5mMまでの広い直線性,1.3μMの検出限界,共通に存在する生体分子に対する高い選択性を含め,優れたセンシング特性をしめし,α-Fe2O3NRの電気化学的過酸化水素センサとしての応用の妥当性をしめす。Copyright 2015 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
分類
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酸化物薄膜  ,  分析機器 
タイトルに関連する用語 (4件):
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